畏敬チャンスも大事にしていこう
休職と復職をなんとか乗り越えてきた。そのTipsを紹介していくnoteです。
個人的に大切にしているのが笑いチャンスと畏敬チャンスなんです。
笑いチャンスについては前回書きました。深刻さに対抗するために、笑える機会を逃さないようにしようというお話です。
https://note.com/kuppe55/n/n3b912e406eac
今回は畏敬について書きます。
軽く自己紹介すると30代男性、教員です。メンタルダウンを経験し3年間休職しました。その後復職し、「5年後も笑って働いている」を目標にしています。よろしくお願いします。
サイエンスライターの鈴木祐氏の書籍『最高の体調』によると、2015年のカリフォルニア大学の研究チームが200人の学生に日誌を手渡し、毎日の感情の記録をさせたそうです。
その結果がこちら。
畏敬とは、「心の底からすごいと感嘆できること」。対象は自然、アート、人、なんでもよい。とにかく「すげぇなぁ」と思えたら畏敬。
この本を読んで以来、畏敬のチャンスがあったら積極的にやってみることにしています。本当かなぁと思いつつ。
具体的には
①スポーツ選手の活躍を応援する
②自然にできるだけ触れるようにする
③アートに触れてみる
これらをやっています。
①スポーツ選手の活躍を応援する
一番わかりやすいのは野球の大谷選手の活躍です。
野球の世界大会WBCでの活躍は凄まじいものでした。その後のメジャーリーグでの活躍も追っています。
彼がホームランを打つと通知が来るようにして、その日の夜には映像を見て「すげぇなぁ」と感じる。
他にもサッカーやバスケットボールのワールドカップなどを積極的に見るようにしています。
バスケットボールの富永選手が連続で3ポイントを入れたときは「すげぇなぁ」が止まりませんでした。
このようにいろんなスポーツに関心を向けて、畏敬のチャンスを楽しむようにしています。
②自然にできるだけ触れてみるようにする
自然に触れることでも畏敬の念を高めることができます。
自分は、森や海など、自然が多い場所によく行くようにしています。しかし、残念ながらどちらもすぐにはアクセスできません。
だから、大きめの公園を散歩したり、夕焼けをしっかり眺めたりしています。
身近にある自然をじーっと観察する。視覚や聴覚に目を向けてみる。マインドフルネスの訓練だと思ってやっています。
また、日曜日の夕方にはTV番組『世界遺産』を見るようにしています。
雄大な絶景や人間の歴史の遺産を観るたびに、自分の小ささを感じ、悩みも小さくなるような感覚があります。「すげぇなぁ」はメンタルに効くんじゃないかと。
③アートに触れてみる
この夏に美術館に行ってみました。詳細は伏せますが、よかったです。
アートへの理解はまだまだ乏しいと思いますが、美しいものを理解しようとするだけで、ちょっと畏敬の念が高まる気がします。
おわりに
途中に書いた通り、畏敬の念を感じると少し自分が小さな存在に感じます。それがストレスレベルを下げるのかなと自分で試して感じました。
メンタルダウンした人はついつい「自分」にばかり目が行くので、「すげぇなぁ」と感じる人、自然、アートに触れる。
するといい塩梅にメンタルや注意力が整うのかもしれません。
畏敬チャンスを大事にしていこうねというお話でした。
いいなと思ったらやってみてください。
おわり。
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