今週のNHK俳句〜ゲストはイッセー尾形さん〜
三連休の最終日、雨模様というのも相まって、朝からまったり過ごしています。
雨模様を言い訳にしていますが、実際は 一日目、二日目に運動不足解消のために出かけた長距離ウォーキングでかなりのダメージを受け、体を休ませないと…というのが正直なところです。
日曜の朝は、いつもの俳句時間。朝6時台に放送している「NHK俳句」で勉強です。もちろん朝が劇的に弱い私は、オンタイムで見られる訳もなくNHK+のアプリでゆっくり後追い視聴をします。
今週のお題は「絵踏」
「絵踏」って季語なの!?と驚きを隠せず、やはり冒頭はその話。江戸時代当時、九州各地で絵踏が春の行事だったことから、「春」の季語として用いられているとの事。何とも私にはテーマが重く、気乗りしない会でしたが、これも勉強!傍でインスタなんぞをチェックしながら、最後まで見終えました。その中で、自分の頭と心に残った内容を備忘録として書き留めておきます。
蹠(あうら)
蹠(あうら)とは、足裏のこと。今日の選句の一つに用いられていて、初めて知った言葉です。足の裏が熱を帯びた様なんかをこの言葉を使って表現すると、情景が膨らんで来そうだなぁ。妄想中。
名句は否が応でも想像してしまう
今回のゲスト 俳優のイッセー尾形さんが発したコメント。俳人松尾芭蕉と「日本における一人芝居の第一人者」と呼ばれるご自身とを重ね合わせ、芭蕉が作る名句のような世界を一人芝居の世界で作っていきたいと体を前のめりにして、熱く語られていました。聞いた側、見た側が自然と世界を広げていける、そんな俳句を私も作って行きたいなぁ。
エグい世界
「俳句も綺麗な世界だけでなく、「絵踏」のようなエグい世界もやるんだという事に驚かされました。」という番組最後のイッセー尾形さんの言葉。仕事も趣味もいつも綺麗な世界ばかりを追い求めている自分にグッと突き刺さる一言でした。目を逸らしたくなる世界もちゃんと対峙していかないと。