記憶屋Amberという短編シナリオ作品のURL一覧ページです。
創作大賞に出品している作品ですが、書きたい話は3話で収まらないので
その後もシリーズとして書き続けます。
あらすじ
人は誰しも消したい記憶を持っている。記憶屋Amberは他人の記憶を結晶化し、琥珀糖にする店。恥ずかしい記憶、トラウマ、嫌な記憶。ここに来れば頭の中からすべて消し去ることができる。Amberの店主・雨野亮一(32)は記憶を琥珀糖にする能力を持つ。琥珀糖を食べると、その記憶を手に入れることができる。雨野の目的は、5年前何者かによって記憶の大部分に鍵がかけられてしまっていたチカの記憶の鍵を手に入れることであった。
ある日、親友によって好きだった幼馴染を奪われた小森奈央(17)がAmberを訪れた。雨野は奈央の記憶に鍵がかかっていることに気付く。奈央によって記憶に鍵をかける人物に近づいていく。