心のリストカット・心の自傷行為
心理カウンセリングを受けている。
つい最近気づいたのは、がんばってカウンセリングを受けていたこと。
がんばってありのままの自分を語ろうとしていた。がんばって回復するんだと意気込んでいた。
そんな自分がバカバカしくなった。
カウンセラーの前でそんながんばりをしても仕方ない、意味がない。自分もカウンセラーも欺いてしまう行為だよなって。
そう思って、これまでのようながんばりをしないように意識すると、それ以外の方法を知らないし、自分の内側をのぞいてもなにもないから、さっぱり言葉が出てこない。
だから、無言になってしまう。
わざわざ時間と労力とお金を費やしてカウンセリングに行って、無言になっている自分が笑えてしまう。なにしてるのん〜
たまりかねて、言葉を発すると、ちゃんと言葉を返さないといけない、うまいこと会話をつなげないといけないというこれまでのがんばりパターンの言葉が顔を出してしまう。
これにはホトホトまいったなあ。
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僕のこれまでのがんばりは自分に鞭を打って駆り立て、ナイフを突き立て脅すような、恐怖によって成り立っていたんだと思う。
それって心のリストカット・心の自傷行為みたいじゃん。
自傷癖のある人は痛みがあることで生きてる実感を得てるって本で読んでなるほどなーと理解していて。
僕の場合は生身の体ではなくて、心をグサグサと傷つけて、その痛みを生きる動力にしていたのかな。
目には見えないから、ずっとずっと分からなかった。というより、分からないように気づかれないようにずっとずっと自分の中の自分は生きてきたんだと思う。
悲しいけれど、そうしないと生きてこれなかったんだと思う。
そうする以外になかった自分。そんな自分をよく見てあげて、その様子を次のときに話せたらいいな。
(ググったら心のリストカット・心の自傷行為で記事を書いてる人がいらして自分だけじゃないんだなーって思ったよん)