おっ越し山で足ならし | 小田急線柿生駅~
7月下旬に友人と大菩薩に行く予定なので、トレーニングしておかなければ…。
こういう時によく登っていたのが鶴巻温泉~弘法山のコース。でも昨夏のヤマビル吸血事件に遭遇してから、冬以外はどうしても行けなくなってしまった。ここのところ風邪を引いて体力が落ちてもいるし、近くの里山を歩いてみることにした。
そういえば、小田急線柿生駅近くに「おっ越し山」という山があったはず。標高79m 。 え? うちよりも標高が低いの ? なんか変な感じがするけれど、その「おっ越し山」に登ってみた。
おっ越山山頂までは柿生駅から歩いて10分位で着いてしまう。今回はお隣の新百合ヶ丘駅から麻生川沿いを柿生駅まで歩き、おっ越し山へと向かった。
山頂までのほんの短い山道だけど、なんか嬉しい。こういう道を歩くとホッとする。下草などもきれいに手入れされている。里山ボランティアの方々のお力があってのことだ。この日も男性お二人が作業をされていた。
柿生の他にも生田緑地周辺や読売ランドの森など、小田急線沿線には丘陵の尾根上部の森が開発されず保全されている場所があって、どこも手入れがよくされている。
(調べてみたら「里山ボランティア育成講座」というのがあるらしい。とても気になる)
浄慶寺の方へ下ってみるとお寺の屋根がみえてきた。なんか鎌倉の天園ハイキングコースを歩いて、建長寺が眼下に見えてきた時の景色に似ている (スケールが違うけど)。私の脳の中では完全に鎌倉にやってきたような気分に切り替わっている。紫陽花の名所でもあるそうなので来年は6月に来てみたいな。
この日歩いた距離は10km程度。アップダウンもあまりなかったのでたいしてトレーニングにはならなかったかな。でも里山を歩くだけで心が癒され、山へ登る足の準備も少しだけできてきた。
近くの業務スーパーに立ち寄り、なんかお得なものはないかと探した。結局ガリガリ君ガツンとみかん(51円)だけ買い、歩きながら食べる。こんな猛暑の日はアイスしかない。鶴見川の支流真福寺川を歩いたあと、バスに乗って帰った。
以前は「小田急沿線 自然ふれあい歩道」というアプリがあって、各駅に散歩コースのリーフレットも置いてあった。地元にもとからあった散歩道をベースにどの駅からのコースもとてもよく考えられていて現地調査もよくなされているようだった。それが2020年に終了してしまったようでとても残念。本にでもまとめて出してくれないかしら。
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