私が育った学校の常識
昔と今を比べると様々なことが変わっておりますが、
学校という場所も例外ではなく、大きく変わってきております。
私が育った平成前半時代の学校について記憶を呼び覚まし、
少し記録してみたいと思います。
授業中に寝てると叩かれる
高校生にもなると授業中に居眠りする奴が増えてきます。
はるか20年ほど前の記憶です。高校生だった頃の話。
教室の後方に座っていた男子3人が連続して机に伏せて寝ていました。
それを目にした数学の先生は授業をストップさせ、
静かに教壇から降りて3人の男どものもとへ近づき、
「バンッ!バンッ!バンッ!」
先生は3人の頭を連続して気持ち良く思いきり叩きました。
「授業に参加しないなら俺の目の前から消えろっ!」
こう言い放ち、授業を再開させました。
おぉ、寝ていると叩かれて消えろと言われるんだ。
そんなふうに思ったことを覚えております。
まあ悪いのは寝ている生徒の方ですから、
当時これを体罰だ!とは思いませんでしたね。
間違いなく体罰なんですけどね。
もし今やったら問題になる指導かもしれませんね。
ちなみに、その先生は今、校長先生になっております笑
給食を残すことは許されない
小学生だった頃の話。
これは私のいた学級ではないのですが、隣の2組の話。
その学級は「鬼」と呼ばれる教師が担任で、
特に、給食を残すことを許さない先生だったようです。
給食時間が終わって昼休みの時間に入っているのに、
まだ給食を食べている(食べさせられている)子がいたのを覚えています。
結局その子は不登校になり、
中学校を卒業するまで学校に来なくなりました。
きっと学校の先生という存在に対して強い負の感情を抱いたのでしょう。
同級生ではなく教師が原因で不登校になるなんて…
今考えてみても不憫でならない。
男女同じ教室で着替える
小学校低学年だった頃の話。
夏になると、体育でプールの時間ってありますよね。
確か小学1年生だったと思うのですが、
男子と女子が同じ教室で着替えていたのを覚えています。
黒板側に女子、後ろの棚側に男子、という形だったと思います。
どうしてこんなことを覚えているかというと、
あまり大きな声では言えませんが、
仲良くしてる女子の見てはいけないものを見てしまった記憶があるからです。見ようとして見たわけではありません見えてしまったのです!
別に好きな子というわけではなかったのですが、
なんとなくドキドキしたのを覚えています。見てしまった~!みたいな。
いくら低学年の子どもといえども、
男女が同じ空間で着替えるというのは甚だ疑問。家族じゃないですからね。
配慮に欠けていたと思います。
土曜日は隔週で登校日
これも小学校時代の話ですが、
土曜日は隔週で登校日となっておりました。
いわゆる半ドンですね。
今でこそ週5日制が当たり前ですが、
そうじゃなかった時代を自分が実際に生きていたかと思うと、
時代の流れを感じます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?