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No.264/91歳の偉人から若手への叱咤激励
2024.09.20
こんにちは、くのてつです。
約1ヶ月前の日経の記事になりますが、非常に感銘を受けたので今更ではありますが、自分の考えをアウトプットしたいと思います。
言わずと知れた伝説の経営者、鈴木敏文さん。
今は91歳とのことで、もはや仙人のような領域にいるような方の「パッション」に揺さぶれれましたね。
91歳の方がこれだけ熱いのに、自分たち若手、ひよっこが何をやっているんだ・・・そう感じます。
周囲が反対した中のスタートで、それを振り返られている鈴木氏の言葉には非常に重みがあります。
鈴木氏は「100店開店式典の時、これで行けると確信し、自然と涙が出てきた」と振り返る。
セブンイレブンを創業した約50年前は、今の社会よりはるかに同質性が強く、異質を嫌う環境だったはずです。
周囲からも批判、非難がある中でも独自の手法(ドミナント戦略)を貫き、それが今や日本のコンビニモデルになっています。
コンビニだけでなくドミナント戦略で戦う事業者さんはたくさんありますから、そういう意味でも先見の明があったのだろうと思います。
その先見の明もさることながら、何よりもご自身の信念の強さには「かっけえ」と純粋に感じますね。
世界的なコンビニ争奪戦が将来、勃発する予感はあったかと尋ねると「そんなことは考えていなかった。あくまで自分で理想とするものに近づこうという気持ちだけ。するといつの間にか、日本がセブンイレブンの中心になっていた。米国に対して発言力が強かったよ」と自負する。
世の中、競合他社をベンチマークする事業者がどれだけあるでしょう。
おそらくほぼ大半がそうで、自社に集中できている企業はごく一部なのではないでしょうか。
コンビニ争奪戦なんて考えていない、というまさに鈴木氏の実践哲学、経営哲学の本質なのだと感じます。
小手先の技ではなく、枝葉や花ではなく、根っこを地中に広く張り巡らせていくことにこそ、成長の基礎があるということです。
何でもそう、基礎を疎かにしては絶対にうまくいきません。
そんなこと誰もが分かっているはずなのに、なかなか実践している人には出会いませんね。
「自分が納得するかどうか」「挑戦しているのかどうか」を何度も企業経営や世界戦略における要点だと繰り返した。
「自分が納得する」、「挑戦行動」。
これぞ経営のセンターピン、いや人生のセンターピンではないかと思います。
自分の人生をやる、というのはこういうことだと考えさせてもらいました。
挑戦行動は主体的でないとできません。
自分が納得するには、それだけ向き合える目標が必要になります。
誠実に向き合い妥協することなく、愚直にやり続ける。
そんな姿、教えをこの記事からいただいたように思います。
自分たち若手が立ち止まってなんかいられませんね。