No.167/いい指導者になるための道のり
2024.06.15
こんにちは、くのてつです。
昨日からジュニア世代の運動指導者向けの研修やサポートをしていました。
なかなか熱量のある方が多くて嬉しくなる一方で、ある一定のラインを超えていくことがとても難しいことだと痛感します。
この一定のラインを超えなければ指導者として自立自走できないと考えています。
つまり、会社員で指導者を選択するならいいけど、独立起業は難しいよね?ということです。
自分で言うのもおこがましいのですが、自分はこのラインを超えることができた…と考えています。
それはある景色が見えるようになり、それが知識レベルでなく実践レベルでできるようになったから、と自分なりに根拠があります。
じゃあ、そのライン、景色って何?というと長くなるのでまたの機会にしますが、その道のりに必要なことを簡単にまとめます。
常に考える
指導内容は様々あると思いますが、何をやるにも考えてやらなければ先に進まないと思います。
この考える…とは、なぜこの言葉を選択したのか、なぜこの隊形を選択したのが、なぜメニューを選択したのかなどの根拠を持つということです。
何となく、あの人がやってた、こういうマニュアルだから…というのでは浅すぎます。
この考えることを続けることである日視界が開けるタイミングがきます。
一流に師事する
自分で考える習慣がついたら一流に師事することが重要です。
ただ、ここでいう一流はその時の自分から見て「すごいな」とか「かっこいいな」とかモデルになる人を見つけて、マンツーマンで学ぶ場を得るということです。
つまり、自分のレベルが上がればそれに応じて師事する人も変わっていくでしょうし、その変化、進化が大切です。
実践する
あとはとにかく実践するしかありません。
師事した方から学んだことを根拠なくやっていては意味がありません。
こうしてみてはどうか?やはりこっちの方がいいだろうか?
そんなトライアンドエラーをひたすら繰り返す、
この実践を積むことが大切です。
これでいいの?と迷うこともあると思います。
しかしながら、「迷わず行けよ、行けばわかるさ」ということです。
日本には「守破離」という素敵な概念がありますが、結局はそれかなと思います。
徹底して守り量を重ねて、自分の色を探りながら型を破り、独自の存在へと離れていく。
自分はそんなイメージをしています。
前述した一定のラインを「守破離」に当てはめるならば、「守」を超えるタイミングなのだと思います。
たいそうなことを言っているようですが、まだ自分も「守」から「破」に進化したに過ぎない訳で、もっと高みを目指す、そんなポジションであるということです。
少なくとも自分はその高みを目指してら泥臭く日々実践を積むのみだと思っています。