難病や障がいを持つ子ども達と、その家族のキャンプ『かけはしプロジェクト』in小淵沢～2日目～

子どもと大人が分かれての時間

2日目、子どもは思いっきり遊ぶ日。

スタッフのお兄さんや、家族のお姉さんが、思いっきり遊んでくれています。

そんな中、大人の勉強が始まりました。

子どもの頃から病気と共に生きてこられた、株式会社アトリエひろこベーシック　山口弘子さんの、体験談を伺いました。

今のお仕事となったきっかけは、疲れやすい体で出逢った、競技ダンス。

競技時間がちょうど集中できる長さで、踊ることにはまったとのこと。

現在は、そのダンスドレスや芸能衣装のデザインをされています。

お話しは、幼少期の体験から、現在のお仕事についてなど、病気があってもその病気と向き合い、今を築き上げてきたエピソードを語ってくださいました。

山口弘子さん　貴重なお話しをありがとうございました。

その後、参加者のお子さんの病気や障害について、ひとりひとり語られ、互いの境遇を知り、意見交換が行われていきました。

話が盛り上がっているところでしたが、お昼のカレー作りが中途半端だったのを思い出し退室。

それからも、大人の時間は長く続いていました。

一方子ども達は…

たまに、カレーを作っている私に

「ねえ、お母さんは？」

と聞いてきますが「大人の話してるよ」と答えると

「ふうん」

と言って、また遊びに戻って行きます。

みんな、たくましいです。

いつの間にか、こんなランタンを作ってました。

この日も、2日目から参加した子ども達対象で、マスのつかみ取りが行われ、塩焼きをにしました。

もちろん

魚の解剖もあり、やっぱり人気コーナーです！

大人の時間午後の部

カレーを作って、片付けしたら私が若干ダウン…

ちょっと休んでいたら、大人のディスカッションタイムがスタートしていました。

それぞれ、お子さんの抱えている、病気や障がいは違いますが、親との立場での想いは、通ずるものがあるようで、話の尽きることが無かったようです。

夕食後も、互いの想いを話す場面が見られ、このような時間は本当に大切なのだと、感じました。

1年に1度でも、こうやってお互いの気持ちの分かる人と繋がる機会があるのはいいですね。

当事者である子どもは、子ども同士、何の隔たりもなく、ずーっと遊んでいて、その子ども達を支える保護者の、共感共有が有意義な時間となって進んで行きました。

池に浮かべられたアヒルちゃんは、子ども達のパワーにお疲れ気味(笑)

2日目の夜はバーベキュー

運営代表自ら肉焼いてます！

第2弾かたまり肉！

お野菜もしっかり食べましょう！

お肉、あっという間に無くなりました！

色々料理していたら、

「私の食べるものが無くなっちゃう～」

と言うくらい、みんなガッツリ食べてました。

作る側としては、嬉しいです。

自然の中、大勢で食べる食事は美味しいですよね。

ごちそうさまでした。

2日目夜のお楽しみ

星の観察会です。

『星つむぎの村』から跡部浩一さんがおみえになり、星にまつわるお話しを、ホール内でしてくださった後に、屋外に出て天体望遠鏡での観察会。

星座の話ですが、占星術の星座を絡めて、自分の星座がどの時期に、日本で見ることができるかを、12星座全てお話しくださいました。

自分の星座について話されると、自然と興味を持ってしまいますよね。

面白かった♪

いよいよ屋外に出て、観察会です。

ちょっと雲があったので、うまく見えるかと心配でしたが、観察を開始した頃に雲の切れ間が！

月が見えてきた♪

このタイミングで、木星と土星を見ました！

子どもだけで無く、大人も大興奮です！！

星座の話も面白く、星をつむぐ方はロマンを感じさせてくれる語りをしてくださいます。

2日目の夜は更けていき

この夜は、皆さん名残が惜しいようで、夜遅くまで語らっていました。

ちょっと、お酒が足りなかったかな？(笑)

3日目のお話しは次回に続きます。