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国東安岐町ドライブ!休日にぴったりな日帰り癒し旅
忙しい日常を少し離れて、ゆったりとした時間を楽しむスローツーリズム。今回訪れた国東半島の安岐町は、まさにその理想を体現するような場所でした。歴史ある寺院や美しい棚田、地元の人々との温かい交流。そんな素敵な体験を日帰りでも満喫できるスポットをご紹介します。
走水観音
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最初に訪れたのは、両子寺の七不思議の一つとして知られる走水観音。以前みろく茶房で紹介していただいたこともあり、ずっときてみたかった場所です。
西方1500mの山際に位置する観音様は、年中一定の水量を保つ「貫水」で有名です。この湧き水は干ばつでも枯れず、雨季でも増水しないという神秘的な存在。
訪れた瞬間、厳かな空気が全身を包み涼やかな水の音がむかえてくれました。日々の疲れが溶けていくような感覚になりました。
水を口に含むとやわらかく優しい味に、また癒されます。
両子河原座
次に立ち寄ったのは、両子寺の貫水を利用した水で打たれた蕎麦が自慢の両子河原座。私はとり天むすざるを注文。河原座名物のとり天むすはふんわりジューシーなとり天と、塩加減が絶妙なおにぎりの組み合わせが絶品でした!
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瑠璃光寺
昼食後に訪れたのは、瑠璃光寺。住職によるユーモア溢れる説法が有名で県外から訪れるひともいるのだとか。住職は国東弁で、地獄・極楽絵図を用いながら「地獄とは、死後の世界ではなく、現世での悪い行いが自分に返ってくることを教えるものだ」と語ります。その内容には深い教訓がありつつも、思わず笑ってしまうような親しみやすさがありました。気づけば心がほぐれ、温かい気持ちになれる時間でした。
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だいこんの花
安岐町を走っていると、ふと見つけた「だいこんの花」。ここは、地元の方々が集う憩いの場です。店舗として使われている小屋は、店主の旦那さんが手作りしたものだそう。奥様のご病気により、現在は旦那さんが1人で運営されており、地域の方々の手作り品が並ぶほか、旦那さん自身が描く美しい絵も展示されています。地域の祭りや風習についても優しく教えていただき、地元の魅力を改めて感じることができました。
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密乗院棚田
最後に訪れたのは密乗院棚田な湧水を利用した稲作が盛んなこの地では、鳥獣被害を防ぐための金網柵の設置や、ミツマタやアジサイの植樹といった景観保全の取り組みが行われています。
棚田を彩る手作りの看板や、美しい緑の広がりは、地域の人々が大切に守り続けている証。自然の美しさとその背景にある人の思いが伝わってくる場所でした。
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日帰りでも味わえる? スローツーリズムの魅力
走水観音の静寂、両子河原座の地元料理、瑠璃光寺の教え、だいこんの花の温もり、そして密乗院棚田の絶景。それぞれが心に残る一瞬となり、忙しい日々を忘れさせてくれます。
日帰りでも十分に楽しめるこのコース。まとまった休みがなかなかとれない方にもおすすめです。次の休日には、ぜひ国東安岐町でスローツーリズムを体験してみてください!
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記事作成
オシカツジン
国東ひとむすび みく