癌にならない人生こそつまらない人生
小学校の時のクラスは何人でしたか?
わたしは40人学級の2クラスでした。
一生涯で癌になる確率は2人に1人。
隣りのあの子かわたし、どちらかが癌になります。
そしてクラスの半分は癌になります。
(ちなみにわたしはすでに白血病になったので、隣りのあの子は癌にならないかもね!笑)
…ということを踏まえて、もし仮に癌にならない方法があるとしたら、試してみたいですか?
わたしの答えは「試してみたいけど、絶対に癌にならない体にしてほしいとは思わない。」が答えです。
先日、癌にならない!不老不死の可能性!ということで最新医療のテレビ番組を観ました。
そこには心臓を外付けしてなんとか生きている人も。
病気になって、何とか助けたくて…という思いがあるのならやってもいいのかもしれませんが、150歳まで生きるとか、不老不死とか、それは人間として生まれてきて不自然なのかなと思っちゃいました。
それはそうと最近、昆虫を中心として生き物のYouTubeを見るようになり、生物とはなんぞやと、人間以外の生物に目を向けるようになって思ったことです。
この本がめちゃくちゃ面白いんです。
「生きる」ことの焦点を当てるのではなく「死ぬ」ことに焦点を当てている。
人間以外の生き物…特に生態系の下の方にいけばいくほど、その一生は儚く、死が美しいとさえ感じます。
例えばマグロ。わたしの大好きなマグロは100万個もの卵を産みます。しかし、そのほとんどが食べられてしまい、成魚になって子孫を残すまで成長できるのはわずか数十匹だそうです。
食べてくれといわんばかりに大量に卵を産む。でもそうしないと現実食べられてしまうので、キレイごとなんて言ってられないんですね。
そして食べられる卵があるからこそ、数十匹は大人になる。
(そしてわたしの口へ。ありがとう。)
卵は他の魚のもとへ。生きるための原料。
こういう生態系ってほんとすごいと思う。
だからマグロの死ってめっちゃ尊敬する。
生態系の上にいけば、やはり人間らしい生き物になってくる。
(いや、ちょっと言い方は違うかも。)
というわけで、前置きが長くなりましたが本題に入ります。
癌の話です。
なんと、癌にならない生き物がいるんですって!
なんだと思います??
ハダカデバネズミです!
とのこと。
なんで?
実は、ハダカデバネズミは超省エネ体質なんです!
体温が低く、体温を維持するためのエネルギーも少なくて良い。
代謝も低い。低酸素で生きていく。
よって食べる量も少なくて良いのです。
その結果、エネルギーを生み出すときに生じる副産物の活性酸素が少ないのです。
私たち人間界でも活性酸素といえば癌の原因になるとか、老化の原因になるって言います。
だからその逆!
ハダカデバネズミは活性酸素が少ないので全く癌にならない!
大型のビーバーの寿命ですら20年なのに、ハダカデバネズミは30年。
ネズミの中でも長寿です。
しかも!
…なんともうらやましい。
これは人間でも同じことが言えると思います。
たくさんのエネルギーを使えば使うほどその副産物として活性酸素がでます。
暴飲暴食、過度な運動、過度なストレスはエネルギーをたくさん使います。
ヒアルロン酸は皮膚の構成要素。若返りです。
日本人の死因第一位は癌。その癌がもしなりにくい、もしくはならないのならば、もう少し長寿を全うできるようになるのかな。
しかし、人間の歴史から考えると癌も不自然な死に方かもしれないなぁと思えてきました。
だけど1周回って、癌こそ自然な死に方だなって、最後にたどり着く。
なぜなら癌細胞って誰でも毎日できていて、それをやっつけられるか否かってことだと思うから。
だから「癌にならない!不老不死の可能性!」って…
そんな死に方はすごく苦しいかもしれないと思った。
(不老不死って言っても必ず死ぬでしょ?)
ということでもう一度聞きますが、もし仮に癌にならない方法があるとしたら、試してみたいですか?
もしそうしたいのだったらハダカデバネズミのように
一生涯を冬眠のように生きることなのかなぁと思った。
なるべくエネルギーを使わない生活。
苦労しない、頑張らない、何もしない。
でもこれで人生楽しいかな?
少しは苦労して
少しは頑張って
少しは何か成し遂げた方が
生きてるって感じる。
だから人生って「死」を含めて人生なんだよね!
※上記リンクはAmazonアフィリエイトリンクです。
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
健康教育家として心と体の健康のために役立つ情報をつぶやいているTwitterです。本日はこのような感じです!
気に入っていただけましたらフォローお願いいたします(^^)/