アプリ模写100本ノック_radiko #5
今日はradikoです。
radikoは面倒な手続きをせずにアプリをダウンロードするだけでラジオが聴ける無料アプリです。ラジオをよく聴く方にはなくてはならないアプリだと感じております。
radikoを使用している年齢層ですが、我が家でも60歳を超えた父が使用していたり、26歳の自分も使用しています。父は少し老眼が入っている感じがあるのですが、至って普通に使用しているので、いろんな年齢層のユーザーに配慮したデザインになっているのではと思い調べてみました。
また、今回ページ間の共通点や違いがわかりやすいかなと思い、1枚の紙に3つの縦長ポストカードを並べてやってみました。
アプリ模写100本ノックとは
目的
そのアプリのコア体験について製作者の意図を考察し、気づきを通じてデザインパターンの引き出しを広げることが狙い。
自分の知識として定着させる
なんでやるのか
デザインを作る上で瞬発力が必要
そのために以下のスキルが重要になる
・対象を観察する
・事象から法則性を見つけ出す
・即興で形にする
参考文献
Miwa Kuramitsuさんのこちらの記事です。頑張ります。
アプリ模写100本ノックやり方
模写したいアプリを選ぶ(5分)
アプリを触りながら、気になったことをメモする(10分)
付箋を縦にして、選択した3画面を手書きで模写する(10分)
容姿に付箋を並べて貼り、気づきを書き足す(10分)
では本題に入ります。
アプリを触りながら、気になったことをメモする
ホーム
画面右上にラジオのエリアが表示されている。エリア変更も可能
-> プライム会員への誘導
「ライブ放送中」の番組サムネイル画像がメインビジュアルに横スライドで配置されている
-> ラジオのリアルタイムで楽しめる魅力を最初に伝えてる?
「おすすめの番組」ではよく聴いている番組や関連の番組が出てくる
旗アイコンが「おすすめの番組」に使用されているが、その役割の意味を一つ下の位置にある「あとで聴く」で教えてくれている
-> アイコンをタップしたことない人に親切
「人気番組」と「急上昇」の右にアイコン
-> 視覚的に差別化してる?
「人気番組」にはタイムリミットがついてる
「人気番組」と「急上昇」は3番組が縦に並び、横スライドできるが、ハッシュタグがついているカテゴリは2番組が縦に並び、横スライドできる
-> いろんなカテゴリを聴いてほしいから?
番組表
アイコンに「タイムフリー」と書いてある
日付をタップすると、チェックボックスで前後1週間分の日付が選択できる
-> スクロールして遡ることもできるが、親切
模写
やってみて感じたこと・気づいたこと
下記のような設計になっているなと感じました。
ラジオのLIVE配信を聴くという特性を、起動時に開かれた画面のファーストビューで伝えている
いろんな番組が聴けることを各所でユーザーに訴求している
「おすすめ番組」のサムネイル上に再生マークがあることや、番組表アイコンにタイムフリーと書いてあることで、「なんだろう?」とタップすると過去の放送も聞けることがわかる
番組詳細ページにいくと、その日に使用された音楽もわかり、フォローと通知登録をすることでリアルタイムを聞き逃してしまったという体験を減らす手助けをしている
他の地域のラジオも聞けるため、今までできなかった体験もすることができる
今までラジオを聴いてきた人たちの悩みや、潜在的な悩みの解消をしていたり、新規ユーザーにもわかりやすいように作っていたり、年齢層が高い人にも文字が読めたりどこで再生するのかがわかるように設計していたり、すごいなと感じました。普段使っているアプリは、なぜ「普段」使っているのかということがわかってきた気がします。
一つ疑問があるのが、共有ボタンです。現在矢印ボタンになっているのですが、番組に対する返信ボタン(リスナーからのメール的な)かと今まで思っていました。そのため、タップして来なかったのですが、これが共有機能でよく使われているアイコンになっていれば使う筆は増えると思うのになと思いました。
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