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桃の生育レポート/「摘果」作業のご紹介#2024年5月②
5月の桃の生育状況レポートをお届けします。
みなさんの手元に美味しい桃が届くまで、農家さんは一体どのような手間を注いでいるのでしょうか。
この時期は桃の実を摘み取る、摘果作業を行います。
今回はこの「摘果(てきか)」作業についてご紹介します。
摘果について
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摘果とは、ゴロゴロと枝についている実の中から良い実以外を摘み取る作業です。
大きさ、形、木や実のバランスを考えながら作業を行います。
この写真だと、上に向いているものや小さいものは、摂ります。
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摘果の作業が終わらないと、次の作業には移れません。
またこの作業を怠ると、美味しい桃はできません。
とても大事な作業の1つなんです。
桃の実の中
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摘果した桃を割ってみました!
このように、真ん中に1つ種があります。
これは正常な桃の実です。
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こちらは、障害がある桃の実です。
よく見ると、真ん中の種が2つあります。
割る前の見た目も、大きすぎて膨れているような実でした。
こういった小さな違いを見極めながら
障害があるかないかを判別して、摘果を行っているそうです。
1つ1つ見ながらの作業であるため、集中力を使うそうです。
桃の木オーナー制度
桃の木オーナー制度では、桃の受け取りだけではなく、
実際に作業を体験できたり、直接農家さんからお話を聞いたり、質問をしたりすることができます!
こんな機会はとっても貴重です。
引き続き、オーナー制度を募集しております。
ぜひ、桃ができるまでの過程や生産者との繋がりをつくるオーナー制度を通じて、桃をテーマにたくさんの景色をみてください。