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皆さんは本を読むのはお好きでしょうか?
私は大の本好きです。
最近は脳科学や心理学、自己啓発系の本を多く読んでいますが、以前は小説、特に推理小説が大好きでした。
しかし、小説は続きが気になって夜更かししがち。寝不足になってしまうので、今は封印しています。

さて、今回は主に自己啓発や心理学の本を「どう読んだら効果的か」というお話です。

効果的な読書法:「何度も読む」


結論から言うと、自己啓発や心理学の本は「何度も読む」ことが効果的です。
少し間を置きながら何度も読み返してみてください。

この「何度も読む」ことの効果について、脳科学的な視点から説明します。

脳には、RAS(網様体賦活系)という機能があります。これは、自分にとって重要だと感じる情報を拾い上げる仕組みです。

逆に興味のない情報は意識に上がらないようになっています。この「見えない」現象をスコトーマと呼びます。

つまり、初めて本を読んだ時には理解できなかったり、スルーしてしまった内容も、しばらくしてから再び読むことで「こんなこと書いてあったかな?」と新たに気づくことがあるのです。

それは、自分の成長や価値観の変化によって、重要に感じられる部分が変化するからです。
価値観の変化に伴って重要と感じられる事が変わるので、本を読んでもこれまで読めていなかったところに気づくのです。

自己啓発書を何度も読む意義


自己啓発や心理学の本は、3次元的な目に見える現実の話だけでなく、抽象的な概念や非物質的な領域に触れることが多いです。

こうした本に含まれるメッセージは、表面の文字だけでなく、その奥にある意味や意図を理解することが重要です。

最初に読むときは、単に「読んだ」「理解した」と思うかもしれません。しかし、実際にはその本の本質的な意味や意図をくみ取れていないことが多いのです。

そして、次第に「私これ知ってる!」と思い込むことで、脳がそれ以上の情報をシャットアウトし、表面的な理解で終わってしまうことがあります。

結果として本の内容が腑に落ちず、行動や効果に繋がらないという事態に陥りがちです。

立ち読みも活用しつつ、お気に入りを見つける


もちろん、さまざまな本に目を通して興味を引く本を見つけたり、さっと目を通して「今後もっと読みたいか」を選別するのも効果的です。

例えば、大型書店での立ち読みや図書館で手に取るなども、その役割を果たしてくれます。そして、「これだ!」と感じた本は手元に置き、何度も読み返すことをお勧めします。
読むたびに新しい発見が得られ、さらに深い理解に至ることができるでしょう。

繰り返し読むことで新たな発見を


読み込んでいく中で、これまで何度も見ていた箇所に別の視点や意味が見えてくる瞬間が訪れるはずです。
ぜひ、何度も読むことを習慣にしてみて、新たな発見を楽しんでみてくださいね。


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