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フィットネスやスポーツ現場での女性のキャリア

2022年がまだ続いているのか、2023年の元旦がとっくの昔だったのか、なんだかもう区切れ感がわからなくなっていますが、、、。

世の中的には3月が年度末なので、これから企業で働く方は予算やら目標達成の振り返りとか、色々バタバタするのでしょうね。

私の会社は7月末が決算月(年度締め)なので、7、8月が一番バタバタします(普段から経理資料とか準備していればバタバタしないのでしょうけど、、、)

2003年に一旦アメリカから帰国して、多分2003年(2004年かなぁ)に会社を設立してから、気がつけば18期?の決算を終えてきました。法人の20年持続率はそう高くない。

「中小企業庁『 小規模企業白書 』によると、起業後の「企業生存率」は起業から1年で95.3%、2年で91.5%、3年で88.1%、4年で84.8%、5年で81.7%といいます。5社に1社が、5年後には存在しない。」

これは法人全体の、一部の法人形態(サイズ)のデータなので、帝国データバンクや異なる数字も存在する。

製造業で言うと

2006(平成18)年版での企業存続率(生存率)は、
1年後が約73%、5年後で約42%、10年後で約26%(経済産業省の資料、従業員規模4人以上の事業所が対象)

全体で見ると、20年生存率は50%前後と言っているものも多いですが、以下のような数字も出ている。

◆日本経済新聞が過去に新設法人8万社の行方を調査したところ、存続率は
 ・1年後:60% 3年後:38% 5年後:15% 10年後:6.3%  
◆10年以上に残る会社
 ・設立20年:0.39% 設立30年:0.025%
◆全法人数  283万社(黒字:30% 赤字:70%)
 ・100年以上継続会社:10万社(3.5%)
 ・200年以上継続会社: 5千社(0.1)

ベンチャー企業の生存年数は、もっと短い。

これらの数字はいろいろな読み解き方があるとは思いますが、「安定」とか、「持続」というものを企業に求めることはそもそも違うのかな、、、って思ったりもする。

だからこそ副業や兼業を良しとする時代も悪くないと思うし、一つのところがダメになった時に、自分が属しているコミュニティがすでにあるのは非常に良いことだと思う。

話は変わり、タイトルのこと。

企業の生存率の話はしたが、スポーツ業界における(おそらく医療や健康産業も)女性の就労持続年数も、結構企業の生存率と変わらないのかもなぁ、、、なんて思ったりする。

みんなが一生の仕事と望んで学びこの世界に入ったのかどうかはわからないけど、少なくとも夢を見てこの世界に入ってくる。

まずは
大学/専門学校卒業時の就職で壁があり
次に結婚のタイミングで壁があり
そして妊娠/不妊治療で壁があり
出産、育児で壁があり

なんだか壁だらけで、女性は同じように自分の人生における仕事の位置づけを考えて学んできたけど、男性ではない壁が存在して損している、不幸に感じている、そこにフラストレーションや惨めさを抱えている人をこれまでも見てきた。

一方で、そんな状況もありつつ、キャリアを継続してきている人達も知っている。

35歳で結婚し(これも全く予期していなかった)、2年ほど仕事をほぼストップさせるような時期があった(旦那さんがアメリカにいて、できれば仕事を少しおさえてアメリカにいて欲しいと言うことで。とは言え、本人は遠征で月の半分はいませんでしたので、その隙に日本に帰国して細々と仕事を続けていましたが)

52歳の今、振り返ってみると、私が今の仕事を続けてきた、続けてこれた理由はなんだったのか、、、と思うと、なんだろうね、、、、って自分でも思う。

もちろん私は出産をしていないので、出産育児と言う部分での時間的拘束は経験していない。が、たとえその機会があったとしても、私はおそらく今とそう変わらない人生を送る選択をしている気がする。

29歳の時、大学に残ると決めた時、いつか大学を辞めてなにかをするだろうけど、その時は結婚など一切考えていなかったけど、生きている上で、結婚、出産と言う可能性が0ではない限り、そうなった時に「仕事か?結婚生活か?」「仕事か?出産か?」と言う選択に迫られない、どちらかしか選べない状況は作らないと思っていた。その為になにを考え、なにを身につけ、どんな交友を作ればいいのかを考えていた。

もちろん計画通りになど人生はいかない。

でも可能性を考えて、その可能性の中でも自分が最も大事と思う事を大事にするには、どうすればいいのかを考えて準備をしておく事はできる。

世の中に絶対はない。

だからこそ柔軟に対応する中でも、自分が大事にしたいことを大事にするとはどう言うことかをしっかりと考えていくことではないかな、、、と。

私の場合は、自分がやりたくない事を決め、自分がやりたいことを決め、選択をしてきた。

なによりも自分のハッピーを得られることを第一に。


そんな事を話したいと言う稀有な後輩くん達に声をかけてもらい、来月オンラインでお話をします。学生さんは無料ですよ〜。一般の方も1000円!

以下、主催者の一人、井上かな映さんの投稿より

【第3回女性トレーナー 交流会を開催します!】
今回のゲストは、、、、山本邦子さんです!

『女性トレーナーが選ばれて仕事を続けていく上で大切なこと』
を中心に、邦子さんのこれまでを深掘りしながら
お話ししていただけることになりました。

参加申し込みはこちら
http://ptix.at/pNAJIO

トレーナー業界でも、ヨガの業界でもご活躍されている邦子さん。
私たち、女性トレーナーの大先輩、先駆者です。

今回の交流会では、
主に以下の3つについてお話をしていただくことになりました。

①どのようにキャリアを築いたか(キャリアパス)
②自分の人生をどのように選択してきたか(ライフステージの変化)
③女性トレーナーが選ばれて仕事を続けていく上で大切なことは何か(マインド)

こちらの交流会、対象者メインは女性トレーナーではありますが、
男性トレーナーも参加可能です。
先輩トレーナーのこれまでを聞き、
ご自身の今後のキャリアプランを考えてみませんか?

【対象者】
・すべてのトレーナー(男女、若手ベテラン問わず年齢不問!)
・どんな風になるのか知りたい学生トレーナー(男女年齢不問!)
などなど女性トレーナーの働き方に興味のある方なら誰でもOK!

【参加費】
・一般(社会人、有資格者)資格は問いません。 1,000円
・学生 無料
また、男性トレーナーや関係者の方で、
「頑張れー!」と応援してくれる人のためのおひねりをお待ちしています!

【日時】
2023年2月26日(日)16:00~18:00(ZOOMにて配信)
※録画配信も行いますので、オンデマンドでご視聴いただけます。
(30日間視聴可能です)

参加申し込みはこちら
http://ptix.at/pNAJIO

【ゲストスピーカープロフィール】
山本邦子, BOC-AT, PhD. (保健学博士・Health Science)
1970年生まれ

1989年12月University of Kansasのジャーナリズム学部入学を目指して渡米。途中で、アスレティックトレーニング(AT)学を学ぶことを決める(22歳頃)。

1996年(26歳)学士修了。大学院生ATとして大学に残り、1999年(29歳)同大学同学部スポーツ経営管理学と運動力学で修士課程修了。

1999年~2003年まで、同大学専属フルタイムATとして契約。女子バスケットボールと女子サッカーのヘッドトレーナーを担う。

2003年7月に大学を辞め、2003年8月帰国し劇団四季で活動をスタート。同時に有限会社トータルらいふけあ設立。(33歳)

大学当時から選手のリハビリやトレーニングで使っていたヨガ的な動作指導を、A-Yoga Mind and Body Movementとして「動作教育を通した人間形成のお手伝い」を目的に日本での指導、教育をスタート

2005年(35歳)結婚。アメリカシアトルと日本の往復生活がスタート。劇団四季を離れる。

2009年(39歳) 宮里藍プロのトレーナーとして2017年の引退まで担当。
2013年(43歳) アメリカを引き上げ、日本中心の生活に。
2016年(46歳)大阪府立大学大学院総合リハビリテーション学群臨床支援系領域の博士課程後期入学
2020年(50歳)博士課程修了

現在は、京都で動作教育研究施設としてKyoto MBM Laboを主宰。幼児から高齢者、一般の方からアスリートまでパーソナルレッスンとグループレッスンをしながら、A-Yogaを軸に、指導者育成、教育活動、企業との研究・プロジェクトなどをさせていただきながらご機嫌よく活動中。

マクロの視点を医療・運動分野にという思いで、アスレティックトレーナー仲間の川尻隆さん、大下太市さんと「動作学」のポッドキャストも配信中。

note https://note.com/kunikoayoga
随時最新情報を更新していきます。

【女性トレーナー交流会発起人兼ファシリテーター】
平井晴子(BOC-ATC、JSPO-AT、体育学修士)
小田口 唯  (JSPO-AT、NSCA-CSCS)
小山 加楠 (NSCA-CSCS、NASM-CES、体育学修士)
井上かな映 (BOC-ATC、文学修士)
酒井 崇宏 (龍谷大学トレーニング室ストレングス&コンディショニングコーチ)

参加申し込みはこちら


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お待ちしておりまーす!


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