
【ここどこ②】シアタードーナツ・オキナワ
シアタードーナツ・オキナワ
沖縄市一番街の中、前回の【ここどこ①】で紹介した、「沖縄こども美術教室」の近くに、この映画館があります。
私の考える普通の?映画館ではなく、コミュニティシアターというコンセプトでつくられた映画館だそうです。
街に映画館がなかったら…
大人になった気がした友達との映画鑑賞。
恋人との初めてのデート。
仕事を離れた自分だけの時間。
いくつになっても得られる新しい体験。
映画を観た後は街で食事を …
街の映画館は、幅広い世代のコミュニティの場。
ネットで事が済む、こんな時代だからこそ、
街に公民館的な映画館が必要と考えました。
それが、シアタードーナツ
シネコンでも、単館でもない、
第三の映画館。
コミュニティシアターです。
※太字は私によるものです
とても心地よい雰囲気の映画館です。
大きな映画館で全身で映像と音楽を浴びる、というタイプの鑑賞ではなく、こじんまりとした空間で、じんわりゆっくり映画を味わう感じです。
大きな映画館で非日常を味わうのも好きですが、このサイズ感もまた良いです。
取り扱う作品は、せわしい日常のなかでふと立ち止まって観てみようと思わせる、そんな内容のものが多く、私は自分へのご褒美的に訪れる場所です。


今日は2階の上映室でした
毎朝焼かれる特製のドーナツ
上映中は、映画館特製のドーナツをドリンクと一緒にいただけます。
【セットメニュー】
★Aセット
ドーナツ1個 + ドリンク 500円
★Bセット
ドーナツ2個 + ドリンク 660円
★Cセット
ドーナツ1個 + ドリンク
+ お好きなアイスクリーム 682円
ドーナツは毎朝、ここで手作りだそうです。「ドーナツ」は、この映画館の名前にも入ってるくらい、とても思い入れがあるようです。
全部美味しそう。
今回私は「紅茶シュガーグレイズド」とアイスティーのセットをいただきました。

"生地に紅茶の葉を練り込みほんのり香る" ドーナツだそうです。
ひとくち食べると、さっくりふんわり、そして紅茶の風味が広がります。
美味しい…。
ドーナツ1個ではなく、2個セットにすべきかったか…。
サニーレモンのドーナツも食べたくなりました。
シアタードーナツのドーナツは、基本はオールドファッションのようなドーナツです。
そこにシナモンやきなこがまぶされていたり、レモンチョコやホワイトチョコがかけられていたり、様々なテイストが用意されています。
ドリンクメニューも充実しています。
ソフトドリンクも、アルコールもあります。
映画の前の時間に、落ち着きのあるラウンジで、雑誌や他の上映作品のチラシなどを読んで過ごすのも楽しいです。



カウンターに並びます

今日のお目当ての映画のポスターが
飾られていました
今日観るのは『丘の上の本屋さん』。イタリア映画です。チラシの写真に一目惚れしました。
古書店の店主である老人と、店の前に立ち止まった少年の物語。

くつろげる上映室
上映室の写真は撮ってませんが、部屋にはテーブル、ソファ、椅子が置かれ、部屋の定員は20名くらいなのでは?というくらいの、こじんまりとした落ち着くスペースです。
そこがまた良い…
どの椅子やソファにもテーブルがある "カフェ席" になっているので、映画を観ながらドリンク&ドーナツが楽しめます。
今日は開場を待つ間にドーナツを食べてしまったので、ドリンクだけお持ち込みしました。
上映室の中に入って開演を待つと、次々とお客さんが入ってきました。
結構、人気あるんだ。この作品。
毎回ではないけれど上映前後にあいさつあったりします
上映前や後にはシアタードーナツ代表の宮島さんが舞台あいさつ。
お客さんと軽快にやりとりをしながら、この映画館への思いや、今回この作品を上映しようと思った理由などを話されていました。
この作品の店主と子どものように、ここでは本ではなく映画になりますが、いろいろな作品を子どもたちに観せて、その感想を聞きながら思いを共有していく、映画を通したそういう交流をしてみたい、そういう場をつくりたい、というようなことも話されていました。
素敵ですよね。なるほどコミュニティだ。
"コミュニティシアター" という言葉が腑に落ちます。
映画を鑑賞後は、なんだかとても充実感というか、満たされた気持ちになりました。
『丘の上の本屋さん』
いい映画でした。
ふぅ。
パンフレットも購入。読むのがとても楽しみです。
また、自分へのご褒美に来たいです。
映画の感想は、次の記事に書きます。
今日はこのへんで。
みなさんも良い1日でありますように♪
