キングプロテアが教えてくれるアフリカの美しい歴史(その1)
キングプロテアというお花をご存知だろうか。
南アフリカの国家で、正式名称は、”プロテア・シナロイデス”。
花言葉は、”王者の風格”。
僕が出演したNHKさんの番組でも何度か取り上げられ、ご記憶ある方もいらっしゃるかもしれない。
その王冠のように、もしくは太陽のように開いて咲く様は、まさに”王様”
これぞキングプロテア!、と惚れ惚れするものである。
実際、この数年、日本での人気も急上昇中。
僕も、というか当社も、結構な数量を毎週輸入してる。
でも、キングプロテアには実は厄介な点がある。
それが、
当たりはずれがあること。
科学的なことを言うと、一言でプロテアといっても遺伝子配列的に2種類のタイプがあり、分かりやすく言えば遺伝子が素直なタイプとやんちゃなタイプがある。
キングプロテアは後者。
どうしても、咲く花の半分くらいは王冠のように開かない、花弁が内側を向いてしまうガッカリなお花になってしまうのである。上記の写真でイメージ伝わると嬉しいのですが。。。(当たり前だが、”ハズレ”の写真は意外と自分の手元に無いものである。(笑))
<続く>