バッカスの憂鬱 番外編 「男は一流ホテルのBARで磨かれる」
基本、酒好きなのでいかなる宴席でも参加するし、そこで出される酒はいかなる種類であろうとも拒むことなく楽しく嗜める。
しかし、本音は言えば、酒に関しては強いこだわりと独自の哲学があり、酒を嗜む時は必ずそれを厳守している。
酒飲み道とでもいうべき哲学の思索にふけるために、月に一度は必ず訪れるのが東京 日比谷の帝国ホテル本館にある由緒正しき"OLD IMPERIAL BAR(オールド・インペリアル・バー)と横浜 山下町のYOKOHAMA NEW GRAND HOTEL(横浜ニューグランドホテル)の"SEAGUARDIAN Ⅱ"である。共に伝統を格式を誇る格調高きBARである。
そこでオーダーするものはボンベイサファイアベースでベルモットを少なめにし、ステアではなくシェイクして仕上げたマティニと、メーカーズマークのロックと決めている。
長い歴史の重みを感じる素晴らしい空間で極上の酒を嗜む時、心と身体は完全に開放され、思索の世界をさまよう。
酒は酔うことが目的ではない。自らの心と身体を開放し、魂のCUREをするために嗜むものである。
酒はどこで嗜むか、そして何を嗜むかが重要である。
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