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ワンマングルメNo.18 「武蔵小山 楼蘭の海老そば

 何を隠そう大の海老そば好きである。緊急事態宣言で久しく海老そばを食していなかったので禁断症状に苛まれていたが、ついに解除になったので早速海老そばを食しに出かけた。

 数ある候補の中で、武蔵小山の楼蘭を選択。ランチもひと段落した14時にショップイン。座るやいなや、迷う事なく海老そばをオーダー。

 久しぶりの邂逅にワクワクしながら待つ事しばし。やがて黄金色のスープに浮かぶ海老をたたえる海老そばがテーブルに運ばれて来た。

 はやる気持ちを抑え、まずはスープから。レンゲで鶏ガラで出汁をとった上品な塩スープをすくい一口すする。その瞬間、控えめな塩スープと渾然一体となった海老出汁の旨味が口中いっぱいに広がる。

 しばし陶然としつつも、麺をすくい口中に。多加水麺独特の艶と腰を持った麺は、芳醇なスープに良く絡み海老そばの美味さを引き立てる。

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 主役である海老は絶妙な火入れのため、決して硬くなることなくプリプリ感が最後まで続く。

 また、具材の一つとして入れられたハムからも良い出汁が出ている。

しこしこ麺と歯ごたえのある白菜、筍、そしてプリプリの海老の食感を楽しみなつつ、ずずっとスープを飲み干して完食。

胃袋のみならず、心まで満たされる一杯でありました。

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