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ちょうどこの曲がリリースされた84年の冬、なぜかギロッポン(ほぼ乃木坂)の伝説のクラブ"インクスティック"で、ユーミンと伊武さん、それになぜか現在は幻冬舎代表としてブイブイ言わせている、当時は角川書店で"まむしの見城"と畏怖されていた見城 徹氏、さらにはこれまた当時辣腕音楽プロデューサーとしてブイブイ言わせていた近田春夫氏と呑んで大騒ぎしたことがある(笑)
松田優作、強く、優しく、孤独な真の漢(おとこ)を演じることができる唯一無二の存在。
遊戯三部作の最終作にして最高峰「処刑遊戯」。 丸山昇一が書き下ろしたペダンチックなセリフ満載のスノッブな脚本、村川透の抑えた演出、ややブルーが強い仙元誠三撮影の乾いた映像、そして全編を通じて流れるジャジーでクールな大野雄二のメロディ、日本で考えうる最高のスタッフが荒唐無稽な物語を見事なハードボイルド巨編へと昇華させている。
敵を作るのは簡単だ。しかし、味方を作るのは極めて難しい。