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My Favorite Music 「キース・モリソン ”少林寺(イメージソング)"」
1982年公開のカンフー大作「少林寺」。リーリン・チェイ(ジェット・リー)の出世作となったこの作品、日本では東宝東和の配給により全国の東宝系映画館にてロードショー公開された。 その日本公開版のイメージソングとしてリリースされたのが、1980年代前半のヒット・メーカーとして知られ、40歳の若さで早逝したコンポーザー 木森敏之(サントラ盤専門のペンネーム"キース・モリソン")が手掛けた ”少林寺(イメージソング)"である。 ハッ、ハッ、ハッ、ハハ!ハッ、ハッ、ハッ、ハハ!ハッ、ハッ、ハッ、ハハ!ハッ、ハッ、ハッ、ハハ! ハッ、ハッ、ハッ、ハハ!ハッ、ハッ、ハッ、ハハ!ハッ、ハッ、ハッ、ハハ!ハッ、ハッ、ハッ、ハハ! 歌詞がハッ、ハッ、ハッ、ハハ!と劇中の掛け声&効果音のみで構成されたシュールでファンキーなこの楽曲、映画"少林寺"で描かれた超絶なカンフーアクションを見事に表現した神曲である。
My Favorite Music 「JAP'S GAP'S "LAY BACK" 」
その昔、つのだ☆ひろが「つのだひろ」だった頃、彼が率いる超クールなバンドがあった。その名は「JAP'S GAP'S(ジャップス・ギャップス)」。 ジャップス・ギャップスは、センターにボーカル兼ドラマーの「つのだひろ」を据え、その後方下手にホーンセクション、後方左右にギターセクション、そして後方上手に女性コーラスを配置するという70年代のブラックアメリカンスタイルを踏襲したバンドだ。 ドラマー兼ボーカルといえば古くは銀座ナウでお馴染みの「チャー&リューベン」のリューベン、「つのだひろ」、そしてCCBの笠浩二(りゅう こうじ)などがその代表格として挙げられる。 「LAY BACK」は、静かなバラード調から始まり、刻み込むようなギターのリフを皮切りに一気にファンキーゾーンへと加速する。 重厚のあるホーンセクションに女性コーラスが絡み、気分はもう、キラキラギラギラの70年代ディスコ! サイババを彷彿とさせる巨大なアフロは伊達ではない!
My Favorite Music 「カシオペア " ASAYAKE "」
1989年、富士重工のアテンドで、初代レガシィのオーストラリア試乗会に参加した。 成田発カンタス航空のナイトフライト直行便。飛行時間は9時間50分。日本とオーストラリアの時差は1時間。 22時に成田をテイクオフした飛行機は、現地時間午前9時にシドニー空港にランディングする。 ビジネスクラスのゆったりしたシートでゆったりと仮眠をとり、午前8時頃に目覚めるとオーストラリア南端のケアンズ上空。 窓のシャッターを上げると、白い雲海の上に眩いばかりの太陽。 思わず目を細め、その神々しいまでの風景を眺めた時、脳裏にはカシオペアの名曲 "ASAYAKE ”が流れていた。
My Favorite Music 「いすゞのトラック 」
自他共に認める筋金入のISUZUファンである。 その歴史は長く、人生初めての新車であるISUZU Gemini ZZ Rを購入した1981年まで遡る。 世界の数ある自動車メーカーの中でも、ISUZUほど謙虚で誠実な自動車メーカーはこの世に存在しない。 かつてISUZUが乗用車部門から撤退する時は本当に悲しかった。 しかし、ISUZUと言えば、トラック、バスといった大型車両がお家芸のメーカーである。 その先進的且つ革新的な技術いおいてはライバルメーカーなどその足元にも及ばない。 近代自動車史に残る先進のテクノロジー " NAVI 5 " は、ギガシリーズに搭載されている究極のトランスミッション" スムーサーG " へと昇華し、日本の物流を支えている。 高速道路を一国の動脈だとすれば、荷物を満載し、昼夜を問わずそこを走るトラックは動脈を流れる血液である。 日本国民の豊かな生活を支えるのはISUZUのトラックと、昼夜を問わずそのハンドルを握る名も無き孤高のプロフェッショナル達のお陰なのだ。 ISUZUのトラックは我々の暮らしを、そして日本の経済の基盤を支えている。 因みに、ISUZUファンの聖歌とも言えるこの「いすゞのトラック」を歌っているのはシンガーソングライターの " KAZCO " さんである。 そしてその神曲を清らかな歌声でカバーするのは、"令和の歌姫"との呼び声も高い高校一年生の東 亜樹(あずま あき)さんである。
My Favorite Music 「C.W. McCall " Convoy (コンボイ)"」
70年代半ば、全米では大CB無線ブームが起こった。それまでごく一部のアマチュア無線愛好家だけのものだったCB無線が、トラック運転手たちの間で爆発的に売れ始めたのである。 CMディレクターの Bill Fries がCW MaCall(CW・マッコール)名でリリースした 「コンボイ」 は、そのCB無線でのやりとりされる専門用語・隠語を羅列して作った企画ソングであった。 この曲は元々CB無線のコマーシャル用に作ったキャンペーン・ソングだったのだが、思わぬ大ヒットとなってしまった。 1975年12月にビルボードのカントリー部門にチャート・インした 「コンボイ」 は、あれよあれよの間にチャートを登りつめ、チャート・インから僅か2ヶ月で1位を獲得してしまったのだ! 世の中、何が起こるかわからない。だから世の中面白い。