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2021年10月の記事一覧
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My Favorite Music「Isaac Hayes ” Theme From Shaft ”」
Who is the man? Who is the man? Sex Machine, Sex Machine, Sex Machine. 1971年、今は亡き " ブラック・モーゼ " ことアイザック・ヘイズが「SHAFT(邦題:黒いジャガー)」で黒人初のアカデミー主題歌賞を受賞した時の嬉しかったこと。まるで昨日のことのように憶えている。 1971年と言えば、アメリカ国内では黒人の公民権運動が盛んで、 黒人過激派組織" ブラック・パンサー " による爆弾テロや襲撃事件などが頻発していた時代だった。 そんな黒人差別が根強かった時代にあって、アイザック・ヘイズがアカデミー賞受賞したことはまさに奇跡であり、快挙であった。
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My Favorite Music「The Communards " Don't Leave Me This Way"」
The Communards (ザ・コミュナーズ)の"Don't Leave Me This Way(ドント・リーヴ・ジス・ウェイ)"は、フィアデルフィア・サウンドの立役者ギャンブル&ハフのカバーチューンである。 ザ・コミュナーズは、ブロンスキ・ビートのヴォーカル、Jimmy Somerville(ジミー・ソマーヴィル)が、ブロンスキ・ビート脱退後、ピアニストのリチャード・コナーズと結成したグループで、ソウルの名曲をリメイクしてヒットを飛ばした。 ゲイでコミュニストであるジミー・ソマーヴィルの突き抜けるような高音のクリスタルヴォイスと、軽快でポップなアレンジで、聴く者に至福の時へと導く神曲である。
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My Favorite Music「Blondie " Call Me "」
1980年公開の映画「アメリカン・ジゴロ」の主題曲 " Call Me " である。 この曲はブロンディのヴォーカリストであるデボラ・ハリーと、ミュンヘン・サウンドの雄として名高いジョルジョ・モロダーのコラボレーションにより誕生した。 当時、リチャード・ギアのカッコ良さに憧れ、真剣にジゴロになろうかと思っていた時期。 リチャード・ギヤのマネをして逆さ吊りでウェイトトレーニングしたり、意味もなく香水買い集めたり、鏡の前で笑顔の練習をしたり。 アルバイトで稼いだお金を握りしめ、馬喰町のサカゼンでジョルジョ・アルマーニのスーツを初めて購入したのもこの頃のことだった。