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My Favorite Music

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70年代・80年代のリズム&ブルースとディスコ&ソウルミュージックをメインに、悪食音楽ファンの鳴海邦彦がノンジャンルで選んだ懐かしのヒットナンバー集。
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2020年7月の記事一覧

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My Favorite Music 「Midnight Eye Goku Ending Theme " Fighting in the Danger" (Yuk Katsuragi)」

「どこの誰だか知らんが、確かに、便利な左目をくれたもんだ、だが、世界中のコンピューターがなんだってんだ、結局ひとりの女を守ることすら、できやしない 」

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My Favorite Music 「Isaac Hayes "Theme from SHAFT"」

1971年、今は亡き " ブラック・モーゼ " ことアイザック・ヘイズは、彼の手掛けた「SHAFT(邦題:黒いジャガー)」のテーマ曲"Theme ftom SHAFT"で黒人初のアカデミー主題歌賞を受賞した。 1971年と言えば、アメリカ国内では黒人の公民権運動が盛んで、 黒人過激派組織" ブラック・パンサー " による爆弾テロや襲撃事件などが頻発していた時代だった。 そんな黒人差別が根強かった時代にあって、アイザック・ヘイズがアカデミー賞受賞したことはまさに奇跡であり、快挙であった。

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My Favorite Music「Negicco "圧倒的なスタイル"」

Negiccoの「圧倒的なスタイル」を初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れない。 シカゴの名曲「サタデイ・イン・ザ・パーク」のメロディラインを踏襲したこの曲は、コンポーザーであるconnie氏の、80年代ポップミュージックへのリスペクトが感じられる。 2013年5月29日にリリースされた新曲「アイドルばかり聴かないで」では、connie氏が敬愛して止まない元ピチカート・ファイブの小西康陽氏が楽曲提供とプロデュースを手がけ、Negiccoと80年代ポップスとの親和性の高さを証明してみせた。

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My Favorite Music 「世良公則 "HEART IS GOLD "」

テレ朝系で1987年の秋から1988年の春まで毎週水曜日の21時から放送された「ベイシティコップ」は、藤竜也と世良公則という男くさ~い共演が話題を呼んだ刑事アクションドラマである。 劇中、藤竜也演じる小池警部補が着ているMA1、憧れた。 MA1の裏面(エマージェンシーカラー)の背面に ' HONMOKU GANG ' のロゴ刺繍、超カッチョよかった。 ガンアクションにこだわったこの作品、ガン・アドバイザーはBIGSHOTの納富貴久男が担当している。 エンディングに流れる世良公則 の' HEART IS GOLD ' がまたいいんだ、これが。

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My Favorite Music 「BOY TOWN GANG "Can't Take My Eyes Off You"」

80年代後半から90年代初頭、エアロビクスのBGMの定番となったのがボーイズ・タウン・ギャング (Boys Town Gang) の「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」である。 実はこの曲、フォーシーズンズのフランキー・ヴァリがソロ曲として1967年4月にリリースしたもので、その後数多くのアーチストにカバーされている神曲である。 ボーイズ・タウン・ギャング (Boys Town Gang) の「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」は、実がウエストコーストのゲイカルチャーをターゲットにリリースされた。

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My Favorite Music 「David Bowie "Labyrinth - Underground"」

月号は忘れたが1986年の月刊PLAY BOYの誌に映画「ラビリンス 魔王の迷宮」の紹介記事が掲載されていた。 その記事には劇中で魔王ジャレスを演じたグラムロックのスーパースター、デヴィッド・ボウイの写真が掲載され、キャプション(写真説明)にはこう記してあった。 「 " ムッシュかまやつ " ではありません」。 当時の月プレ編集者の並みはずれたセンスと才能に脱帽である。 編集者たる者、かくありたい。 デビッド・ボウイが歌うラビリンスのテーマ曲「Underground」を聴くたびに、往年の名キャプションを思い出す。

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My Favorite Music 「 THE COMMODORES " MACHINE GUN "」

このファンキーなサウンド、これこそが70年代ディスコシーンのエネルギーである。 コモドアーズ、かのライオネル・リッチーが在籍した伝説のファンクグループ。 血沸き肉躍る魂が浮き立つようなグループ感。たまらない。

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My Favorite Music「Barbra Streisand " The Main Event (Original Unedited Version)」

バーブラ・ストライサンドの大ファンである。 1979年に彼女が「ある愛の詩」のライアン・オニールと共演した映画 " The Main Event "。そのメインテーマ ' Fight ' は、のびやかで豊かな声量のシルキーヴォイスが魅力的な最も彼女らしいナンバーである。

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My Favorite Music 「Joe Cocker & Jennifer Warnes " Up Where We Belong" (An Officer and a Gentleman/愛と青春の旅だち)」

男は紳士たれ、誠実たれ。この映画からは様々なことを教わった。凛々しく、雄々しく、そして優しく。

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My Favorite Music「Pet Shop Boys " GO WEST "」

モスクワ " 赤の広場 " で聴くPet Shop Boys の " GO WEST " は感無量である。 思い起こせば、生まれて初めてヨーロッパに行ったのは1979年、大学生の時の冬休みのことだった。アエロフロートのイリューシンに乗ってモスクワ経由パリ。 当時は冷戦真っ只中からややデタント(緊張緩和)の時代。西側の民間航空会社が北回りでシベリア上空を通過するためには、モスクワでの給油が義務付けられていた。そのため、乗客は強制トランジットを余儀なくされた。 これは、ソビエト連邦の外貨獲得施策であると同時に、KGBの情報収集のためでもあった。降機する乗客は管制塔近くの空港ビルの一室からKGBの職員が望遠レンズで全員の写真を撮影しており、犯罪者とスパイの照合資料を作成するためのベースとされていた。 モスクワに着陸してタラップを下り凍てつく空港に降り立つと、AK47で武装したソビエト兵がずらりと取り囲み、一人ひとり乗客をチェックしていていた。それが済むと、護送車みたいなバス(トラック?)に乗せられて、モスクワ市内のホテルに直行。もちろん、ホテルではパスポートを提出させられ、KGBの管理下に・・・。当然外出は一切禁止。もし規則を破って抜け出せば、逮捕か最悪の場合はその場で銃殺と宿泊ガイダンスに書いてあった。 真冬に給湯器がぶっ壊れ、お湯がでないホテルがなんと一泊素泊まりで1万円。文字通りボッタクリである。寒さに震えながら冷水のシャワーを浴び、「滝に打たれる修行僧か!」と一人突っ込みを入れていたのを懐かしく思い出す。 まさに、その後、ソビエト連邦共和国が崩壊し、ベルリンの壁が崩れ去るなどと、その時誰が想像したろう? 世の中、そんなもんである。 ハラショー! ペレストロイカ、グラスノスチ!! 第三の雪解け万歳!

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My Favorite Music「Penny McLean "Lady Bump"」

ドイツ(当時は西ドイツ)のディスコグループ「Silver Convention(シルバー・コンベンション)」。 そのリードヴォーカルとして活躍したPenny Mclean(ペニー・マクレーン)が、ソロとして1975年にリリースしたのが名曲 ' LADY BUMP ' である。 オーストリア出身の彼女は、ユーロ・ディスコ黎明期を牽引した立役者の一人である。

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My Favorite Music 「ミシェル・ポルナレフ " シェリーに口づけ / Tout Tout Pour Ma Chérie"」

この曲がヒットしたのは確か1971年。 フランス人のおネエちゃんとつき合いたくてNHKのフランス語ラジオ講座を聞き始めたのも、ミシェル・ポルナレフのこの曲がきっかけだった。