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ジブンゴト・JAPAN
いよいよオリンピックが開幕されましたね! 新型コロナ感染症まん延による緊急事態宣言の最中でもあり、なかなか大手を振って歓迎といった雰囲気でもないですし、加えてオリンピック前にメディアで取り沙汰されたニュースが盛り上がりを下げている感もあり、少し寂しい気持ちになりますね・・・
しかしながら、出場する全選手には、4年に一度しか行われないグローバルなイベントですので、自分の力を精一杯出し切れるよう、頑張ってもらいたいものです。
さてさて、今回はオリンピックにちなんで・・・ではないですが、なぜ、アスリートたちが、あそこまで力を発揮できるのか、というのを考えると、「自分事」だからかなぁ~という結論に至り、アスリートだけでなく、社会で活躍している人たちのたくさんの人たちにも通じるのかなと思い、自分事をテーマに書かせていただきます!
◆わたしごとJAPAN
以前、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)で、開催した「私たちの月3万円ビジネス 体験ワークショップ」を主催していただいた矢口真紀さんが関わっておられる「わたしごとJAPAN」というプラットフォームがあります。
この「わたしごとJAPAN」は、「わたしのしごと、わたしごと まちのことまで、わたしごと」をコンセプトとして、稼ぐことだけを目的としない、自分につながり、地域につながる新しいしごとの選択肢で、すでにわたしごとアクションを実践している地域や、これからはじめたい地域、このムーブメントを応援したい人たちが連携しあい、応援しあうゆるやかなプラットフォームなんだそうです。
◆自分事として働いているのか?
自分事として、物事をとらえると「他人事(ひとごと)」ではなく、どうしたらいいのかとか真剣に考えませんか?
前2回のnoteでは、「働く」「仕事」をテーマに書かせていただきましたが、近ごろの若い人たち(おじさんくさい言い方になってますねw)には、給料をもらっている人ですら、会社のことも他人事で、嫌なことがあるとそれを乗り越えようとせずに、別の自分の居場所を探すという消極的な人が増えてきています。
学校教育や塾を否定するわけではないですが、学校や塾では勉強は教えても、社会生活に大事なことや、社会生活に適合するノウハウを教えないどころか、試験勉強のコツを教えるだけで、なぜそういう答えになるかの理由を教えていないから、学校で学んだことは社会では役に立たず、卒業後3年以内に辞める新卒社会人が多いのではと感じてしまいます。
(グラフはアデコ株式会社HPより引用)
◆自分事化にしないことの弊害
自分のこととして、物事をとらえない限り、自己奉仕型バイアスがかかりやすくなります。自己奉仕型バイアスとは、「成功したときは自分自身の能力によるものであり、失敗したときは自分ではどうしようもない外的な要因によるものだと思いこむ考え方」(「日本の人事部」HPより引用)です。
あなたの周りにこういう人は多くないですか?
特に、まちづくりに取り組もうとする人の中には、こういう考え方の人が多く、最初は自分たちの思いから出発したはずが、いいことしているから自分たちだけが苦労するのはおかしいに発展し、最後には、まちのためにしているのだから、行政が支援すべきだ―という極論に至るわけです。以前のnoteにも書かせていただいていますので、またご覧ください。
◆自分事にすることによって
話を戻しますが、セミナーや会議など、自分のことではないとか、わからないとかなると、特にお昼から開催されるものって眠たくなりませんか? もちろん講師のスキルにもよりますが、スキルが少々低くても(気を悪くされた方、すみません<(_ _)>)、自分が必要だと感じる内容だと感じたら、結構最後まで話は聞いていますよね!
セミナーや会議だけではありません。実はPR手段も結構そういうところがあり、よく「ハッシュタグ」をつければ閲覧してもらえるとか、「いい写真」を使えば見てもらえるとか言う人がいますが、これってホント勘違いですよ。一部ではそういう効果があるのは否定しませんが、見たから行動に移すかとはまた別ですよ~
SankeiBizによりますと、物やサービスを購入する場合の情報ツールを調査した「マミーゴーWEBサイト」の集計を紹介しています。(画像をクリックするとSankeiBizのサイトへ移動します)
見てください。消費行動に移す手段としては、圧倒的に友人や知り合いからの口コミなんですよね!これは身近な人が言うから、余計に身近に感じて自分事になりやすくなるんですね! この辺の詳しく解説したものは別アカウントで公開していますので、下記のリンク先よりご覧ください。
◆自分事へのプロセス
では、どうすれば自分事としてとらえられるのかということで、色々と調べてみますと、わかりやすいプロセスが書かれているサイトを見つけましたので、ご紹介させていただきます。 こちらの画像はNPO法人クロスフィールズが作成した内部プロセスで、4つの段階を経て行動へと移っていくと紹介されています。
誰もが大なり小なり自分というモノサシで、人や物事を比較して、自分の活動範囲から離れていくことで、そのことが自分事ではなくなり、興味も持たなくなる、そんな感じなんでしょうかね。
◆自分事として取り組むことで地域の価値も上がる!
前回のnoteで、クオリティある仕事について書かせていただきました。
クオリティを目指す前に、自分事として取り組むことが重要ではないかと、矢口さんが共同主催している「わたしごとJAPAN」の取り組みを見ていますとつくづく感じてしまいます。
わたしごとJAPANのHPのトップページでは、次のようなことがまず最初に目に入ってきます。
「わたしがやりたい!」を起点にした小さなしごとづくりを通して、暮らすまちを好きになり、まちを元気にしていく新しい働き方があります。
この言葉を目にすると、自分たちが暮らすまちの価値を上げるのは、自分たちなのだと思います。
それは、目立つことだけしか考えない、なんちゃってスーパーマンでも、都市部に拠点を置く、各エリアから請け負った業務の数だけは経験豊富なコンサルでもなく、まちの価値を上げる主人公は、
あなた
なのです。自分の暮らすまちをなんとかしたいと考えているのであれば、他人事ではなく自分事としてとらえて、お金も出さずに口だけ出して、行動もしない外野連中は放っておいて、自分事として取り組める人とパートナーを組み、まちの価値を上げていきましょう!
事業の進め方については、別アカウントの方で書かせていただいていますので、こちらをご覧ください。
あなたのまちが金メダルを獲得するには、実践に移すあなたの腕と覚悟にかかっています🎖
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![VRSのnote](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75646000/profile_d696d227a95e6e2b877bdb7e58af9243.jpg?width=600&crop=1:1,smart)