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結局のところのコーヒー抽出量問題

ここ最近、朝の一杯にカフェインレスコーヒーを飲んでいる。

市場調査のため、ドリップバッグタイプのものを購入。

毎朝、1個(粉量7g)を使って140ccを抽出。(説明書き通りに)

ただ、思いのほか入数が多く、全然減っていかないので助けてほしい。

メーカーさんには市場調査用パックの検討をお願いしたい気持ちで一杯だ。


誰が決めたのかは分からないが、コーヒーの抽出量は概ねこんな具合であることが多い。(おそらく先人が経験的にこれぐらいが良いと定めたのかと思う)

「コーヒーの粉量に対して12倍〜20倍」

10gの粉を使うのなら120cc〜200cc。

実にアバウトだ。


早く飲み終えたいからといって少なく抽出したところで、できあがるコーヒーは濃く、逆に飲むのに時間がかかることすらある。(濃い味が好きな人には返って好都合)

逆にお湯の量を増やして、ようするにアメリカンコーヒーのような濃度にすれば、1口ずつは飲みやすくても、飲み切るまでの量が多くて時間がかかる。(たくさん飲みたい人には良い)


つまり、コーヒーの粉量そのものが、コーヒーを飲むのに必要な時間を決めているともいえる。(もちろん、個人差はある)


結局のところは、自分が最も心地よく感じられる、飲みたい濃度で飲めばいい。

実際、最近では濃度計なるものを使ってコーヒーを仕上げる人もいる。(コーヒーの大会においても)


何パターンかの濃度を試して、自分の好みを探してみてもいいし、

コーヒーを濃く抽出しておいて、差し湯しながら好みを探してみてもいい。(個人的におすすめ)

アバウトに設定されている抽出量の指標にはそんな意味が含まれていると思う。



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