アイスコーヒーは6:4
立夏も過ぎ、本格的な夏の入口。
ゴールデンウィークの日中(14〜16時ごろ)は、アイスドリンクの注文がかなり多かった。
時間帯を切り取れば、ホットコーヒーの注文が1杯もないこともあったのではないかと思う。
気温25℃はホットとアイスの境界だ。
オールシーズンでホット、オールシーズンでアイスという人もいるが、25℃はひとつの目安。
何の偶然かは分からないけれど、コーヒーが栽培されるコーヒーベルトと同じ。
(※コーヒーベルトは赤道を挟んで北緯25℃と南緯25℃のエリアを指す。覚え方は「ニコニコ」だけど、多分テストには出ない。)
先々の天気予報を見る限り、最高気温の平均が25℃を少し上回るようなので、アイスコーヒーの作り方回を何回か設けようと思う。
アイスコーヒーの基本は「6:4」である。
言い切っておいてアレだが、経験則だ。
ドリップコーヒーが6割、氷が4割。
おおむね、これがちょうどいいのではないかと思う。
たとえば、アイスコーヒーの完成量が150gだとすると、ドリップコーヒー90g、氷60gを合わせると氷が丁度溶け切って「液体としてのアイスコーヒー150g」ができる。
このときの注意点は、以下。
①ドリップコーヒーを150g淹れるときと同じコーヒー粉量(少し増やしてもいい)を使うこと。
②ドリップコーヒーを90g淹れたら途中でドリッパーを外してしまうこと。(もったいないと思うかも知れないけれど、後半に抽出されるコーヒーは「薄いけど雑味が多い」)
③正確に計りすぎないこと。(氷職人でない限り氷を1g単位で計るとか削るとかはつらいし、ドリップコーヒーもざっくり100gぐらいでいい)
できあがった「液体としてのアイスコーヒー」に氷を入れて飲んでもいいし、そのまま飲んでしまってもいい。
ちなみに、氷4割と書いたけれど、もっと増やしても問題ない。
実際に溶け切る氷の量は大体一緒になるので、溶け切らない氷ごとグラスに注いで飲んでもいい。
とはいえ、僕のおすすめは水出しコーヒー「HITASUDAKE」。
これについてはまた次回以降で。
コーヒーに関するマガジンを書いています。
すぐに実践できそうなことや日々の気づき、実際にお客様から頂いた質問などを僕自身の視点でお伝えしていきます。
フォロー、いいね、頂けるとうれしいです。
______________________________
【お店の案内】
オンラインショップにて自家焙煎コーヒーを販売しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?