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セルフ・ブラック労働を見直す1日

日曜日の今日は休業日。

もともと計画にあったわけではなく、低気圧頭痛とか寒暖差アレルギーによって社長が健康を損なったためだ。

社長と僕の2人での営業を前提としたお店の設計のため、僕1人ではとても営業できない。

タイミングによってはコーヒー1杯の提供に1時間もかかる可能性だってある。

社長の次に倒れるのは間違いなく僕になる。

だから休業という選択。


長い目で見れば誰しも体調を崩すことはあると思う。

人間だもの。

ただ、日々の生活を見直すことで「体調を崩す確率を下げる」ことは可能だ。


昨年秋頃に社長が大きく体調を崩し、強制的に秋休みを取ることになった。

休業中、働き方について見直し、忘れないよう記録もつけてきた。


休業明けからは、身体にかかる負担が大きいケーキを作る頻度を下げたり、やめたり、僕ができることを手伝ったりして、なるべく無理のないように取り組んできた。

頻度が減ったとはいえ、それでも定期的に不調の波はあり、今日に至る。

その原因は明確で、月平均300時間の労働時間。(先月は340時間)

自営なので、労働時間は自分で決められるものの、さすがに多いと思う。


セルフ・ブラック労働だ。

そうなる理由もまた明確で、ケーキの仕込み量や、営業終了後の洗い物の多さにある。(ありがたい話であることは間違いないのだけど)

18時に閉店後、帰宅は21〜22時がお決まりのパターン。

これまで色んな人から言われてきたのは「人は雇わないの?」

多分、同じ状況下にある親しい友人にアドバイスを求められたら僕自身も同じことを言うと思う。

あるいはもう1日、仕込み休業日を設けて週3営業としてしまうか、1日あたりの営業時間を短縮するか。


人にはアドバイスできることなのに、自分自身ではそれができていないことは多い。(ソロモンのパラドックス)


まさにいま、ソロモンのパラドックスから抜け出すことを本気で考えねばと思っている。

ようやくか(笑)

兎にも角にも、強制的にブレーキがかかる状況は、今やっていることでは上手くいかない合図。

選択肢は色々と考えられるので、しっかり夫婦で話し合って決めるべき最優先事項。

ただ一つ、「変えない」という選択肢だけは存在しない。


あなたはソロモンのパラドックスに陥ってませんか?


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