タイムオフの収穫
この2日間、めっちゃ寝た。
…気がした。
実際は8時間睡眠。体感では12時間ぐらい。
たぶん、これが良質な睡眠なのかも。
おかげで心身ともにすこぶる快調。
最近心がけているのが「タイムオフ」。
文字から想像できるのは、
・仕事ばかりじゃ良くないよね。
・ちゃんと休まなきゃね。
といった感じだろうか。
もちろん、そういったことでもあるけど、それだけじゃなく、どうやって休むか?という【休息倫理】にフォーカスした内容。
8時間睡眠を取るとか、集中的に仕事に取り組んだらその後、まったく異なる仕事や運動をするとか。
他にも自然に触れるとか、没頭できる趣味に取り組むとか。(詳細は本書にて)
先日の月曜日、お店を臨時休業にして農業体験に出かけた。
自営ならではの職権濫用である。
当日の最高気温は35℃。おまけに高湿度。
ちょっと作業するだけで那智勝浦大滝級の汗をかくほどめっちゃ暑かった。(2キロ弱体重落ちてました)
けど、鷹を近くで見れたり、水の流れる音やそよ風が気持ちよかったり。
とりわけ、360℃どこを見渡しても目に映る自然が最の高。
ふだんが地底生活すぎて(1日の半分は地下にいるので)、あらゆるものが新鮮。
体験したのは自然農法という無農薬、無肥料の農業。
除草剤を一切不使用なので、雑草だらけの土地で作物が育つ。
自然と共生してる感じで、たぶん、農薬や肥料がない時代ってこんなだったんだろうなと。
当日はさつまいもを植えたり、レタスを収穫したり、大豆の種を撒いてから周囲の雑草を刈り取って種を覆ったり。
なぜそうするのかという座学も。
他にも農薬と肥料と経済のつながりについても。
いまある生活の全てを、明日から、自然農法によって育てられた農作物に置き換えることはできないけど、それを(ほんの一部ではあるものの)知ったことは大きな収穫。
何年か前に行った断食に近いものを感じた。(自分が食べる物を「知ったうえで」選ぶ。)
コーヒーだって、その効能を知ったうえで飲んでるわけだし。
なにより、ふだんの仕事から相当な距離を置いたおかげで(めちゃめちゃ暑くて軽い熱中症気味だったけど)、頭の中がかなりスッキリした感覚がある。
おかげで心地よい疲労感とともに深い眠りにつけたような。
翌日の営業も身体が軽かったし、新鮮な気分で臨めたし。
職権濫用の結果、新たな知識とともに思いがけず有意義なタイムオフを得た話。
みなさんもここらでひとつタイムオフ、いかがですか?
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