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原点を思い出してみる〜創業セミナー編〜

2014年だったか2015年だったかに受講していた創業セミナー。

当時は前職場に勤めながら通っていた。(全12回ぐらい)

勤務後のヘトヘトな状態(朝6時半出勤)で出席していた日が多く、19時スタートのセミナーは体育の水泳後の国語の授業並みに難易度が高かったと記憶している。

ときどきウツラウツラする回もあったけど、ほとんどは1グループ4人ぐらいでの作業を交えながらの講義。

同業者ではなくても「開業したい」気持ちをもつメンバーだったので、毎回新鮮な気持ちだった。

当時の同志たち、どうしてるかな?


学んだことはたくさんあったと思うけど、だいたい忘れた。

というかたぶん、日頃の中で自然と身についているように思う。(思ってるだけかも知れないけど)

ただ、この2つは覚えているし、現役バリバリで僕を助けてくれている。


・わからないことはまず、調べる

・試せることは、試す


当時は「ggrks(ググれカス)」なんて言われるネットスラング全盛期。

初めて目にするワードがあったとき創業セミナーメンバーに「これって何?」と聞こうものなら、ニヤニヤしながら「それ聞く?(笑)」なんて言われたもの。

もはや死語(笑)

社長も一緒に受講していたこともあって、今でも「これって何か知ってる?」と聞いたら即、「調べろや!」(脚色なし)と罵倒されるほど。

それぐらい、イロハのイ。

知ることがスタートラインに立つことといえる。


試せることを試すなんて当然だと思う人は多いけど、意外とほとんどの人はやらない。

僕の場合だとコーヒーの淹れ方、焙煎の仕方、ブレンド。

失敗したら(恥をかいたら)どうしよう?という気持ちが万里の長城級の壁になって、躊躇する気持ちはめっちゃわかる。

ただ、コーヒーの淹れ方や焙煎をミスったぐらいで人生終わることはない。

せいぜい、カップのコーヒーがちょっと残念な味わいになるとか、しばらくの間、残念なコーヒーしか飲めないという残念な状況になるぐらい。

念のために書いておくと、焙煎機の使い方やメンテナンスを誤ると人生終わることはあるので、そういう部分は慎重になるべきだけど。

これミスったら人生終わる、みたいなことの方が圧倒的に少ない。

ちなみに最近、保険の手続きをミスったけど少し恥をかいたぐらいで家計の見直しに成功している。


事業をはじめる、はじめないはさておき。

・わからないことはまず、調べる

・試せることは、試す

この2つは言われてみればあたりまえだし、実行することで少しは生きやすくなるんじゃないかと思っている。

だけど、実際にやる人は意外と少ない。

かくいう僕自身も100%これを実行できているかと問われれば、必ずしもそうではない。

なんだか物事がうまく行ってないとか、不安な気持ちがよぎるときはたいてい、どちらか(または両方)を忘れてしまっているように思う。


壁にぶち当たったときは原点回帰。

そう言われることは非常に多いけど、僕にとっての原点回帰は創業セミナーで学んだこと。

まぁ、他にもあるけどね。

ただ、これを掘り起こしちゃったからには書いておかなきゃ!と思い立って、珍しく文章にしてみたよ、という話。


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