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おかげさまで6周年

2018年3月23日はcafe旅人の木のオープン日。

直前までDIY塗装やら仕込みやらでバタバタで、当日がどんなだったか詳細まで覚えていないけど、近しい友人やお世話になった方々が訪れてくれたことはよく覚えている。

それからまるっと6年。

オープン当初から通ってくれる常連さんから最近お店を知って通ってくれる方まで、めちゃくちゃたくさんの人たちのおかげで6年間どうにかこうにか続けてこられた。(感謝してます!ありがとうございます!)

同時に、自分たちの成長もものすごく実感している。


売上、働き方、日々の暮らし。


初年度の大雨の日に来客4名なんて日もあったし、仕込みのペース配分もわからず深夜2時ぐらいまでお店にいたこともあったし、帰宅の運転途中に居眠りすることも多々あったし、もうめちゃくちゃな毎日。

家でご飯を食べる余裕がなさすぎて、社長が炊飯器を抱えて出勤しようとしていたこともあった。


売上もない、時間もない、休みもない。


車のヘッドライトが切れても車屋さんの営業中に交換に行くこともできず、深夜にお巡りさんに「前の車、停まりなさい!」とサイレンを鳴らされ、職質を受け、「開業初年度でこういう状況で…」と半泣きで事情説明。ものすごく同情してくれて、その日は厳重注意(減点なし)ということにしてくれた。

何やってんだろ?


お店が少しずつ認知され始めた頃、イベントシーズンは想定以上の来客で自分たちのキャパオーバーになることも。めっちゃ不満を持たせてしまったお客さんも多数いたと思う。

あまりのお客さんの多さに全く対応できず途中でお店を閉め、2人して燃え尽きた日もあった。2人してカウンター席でうつむいている姿は完全に明日のジョーだった。

何やってんだろ?


今でこそ笑い話だが、「何やってんだろ?」の連続。

売上ってこれでいいんだっけ?
こんな働き方がしたかったんだっけ?
日々の暮らしって何?


そんなとき、とある人に背中を押される形で開業1年経たずして引っ越し。片道30分の通勤が片道5分になったおかげで朝ごはんを食べる時間ができたし、居眠り運転も無くなった。

何より、人として暮らしてる感がかなりうれしかった。家賃が1.5倍ぐらいになった焦りは若干あったけど(笑)


もちろん、売上がないと生活はできないのだけど、日々の暮らし(心の状態みたいな)が豊かになることで仕事のパフォーマンスも上がる。結果として売上がついてくるように思うし、それを実感している。

ちなみに今日は岐阜公園から長良川のエリアをお散歩。(初年度の働き方では到底できなかったと思う)


岐阜公園の板垣退助さんと対峙する社長

花粉をまといながらも心身ともにリフレッシュできたし、明日明後日の仕込み計画や先の予定もまとまったし。


岐阜城に天下を取ると誓う風の社長(何の話?)

7年目もお客さんに楽しんでもらえるよう、良い仕事していきます!(よろしくね!)


cafe旅人の木での日々のことを書いています。

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【お店の案内】

オンラインショップにて自家焙煎コーヒーを販売しています。


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