組み合わせを変えてブレンドを再現する
「去年販売してたクリスマスブレンドってある?」
2019年の12月からスタートしたクリスマスブレンド(季節のブレンド)をとても気に入ってくれたお客さん(Aさん)がいた。
僕の記憶が確かなら、Aさんは2020年の2月初旬ぐらいまでクリスマスブレンドをリクエストしてくれていた。
季節なんてあったもんじゃない(笑)。
が、それだけ気に入ってリピートしてくれたことは、ブレンドを作ったものとしてありがたい限り。(ブレンダー冥利に尽きる)
そして、2020年12月中旬、Aさんがご来店。
去年のクリスマスブレンドをリクエストしてくれた。
残念ながら、昨年扱っていたコロンビアの豆の仕入れを別のものに切り替えたため、「まったく同じブレンド」は用意できない。
(参考)いつでも同じ豆があるとは限らない理由
ただ、近い味わいのものを作ることは可能だ。
先述の記事内で、「ブレンドの醍醐味は味づくり」にあると書いた。
そして、一旦出来上がったブレンドにはいくつかの特徴がある。(口当たり、酸味と苦味のバランス、後口など)
特徴を明確に抑えておけば、ブレンドに使用する豆の組み合わせによっては、近い味わいを再現することができる。
(参考)ブレンドの作り方
もちろん、再現のためにはある程度、通年扱えるコーヒー生豆を数種類はリストアップしておく必要があるが。
今回、Aさんには2020年の季節のブレンド「冬の灯り」をご案内。
「クリスマスブレンド2019」と「冬の灯り2020」では、ほろ苦さと華やかな香りのある後口が共通項なので、同一ではないものの、特徴の傾向は類似する。
味づくりとともに、その特徴を一度決めておけば、ある程度再現できることもまたブレンドの醍醐味のひとつ。
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