こんなことあった。 #note 1本書くほどじゃないけれど
X(旧Twitter)にあまり近づかなくなり数日。「ちょっとちょっと皆さん、こんなことあったんだけど?」とつぶやく場所がないので写真もメモも取らない日々でしたこんにちは。このままでは言語化が、語彙が、神様が死ぬかもしれません。支離滅裂。
というわけで記録。
昨年の夏から秋にエントリーした公募の結果がチラホラと出てきています。創作者にありがちな、完成時の「これは傑作では…?」という大いなる、そして愛すべき思い込み。書き上げて応募した時の高揚感は、これでメシが何膳でも食えるなあと思うほど濃厚です。しかし数ヶ月後に味わう、結果発表という名の現実。ああ、やはり高揚感ではおまんまって食えないのね。この箸にも棒にも引っかからねぇ、な現実は金になる仕事の方で昇華させましょう。請求書作成ってたのしいな!!!これは書けば書くほどお金が振り込まれる魔法の紙だよ!!!
落ち着け。
こんな毎日ですが、生きてます。食べてます。育ててます。けっこう元気に暮らしています。
農協で買った鶏胸肉がとても美味しかったんです(唐突)。臭みがなくてジューシーで。あ、ジューシーはきっと私の腕による功績です。
観音開きにしてブライニング後、薄く粉をはたいて焼く。焼いた後のフライパンにニンニク玉ねぎ、醬油と砂糖、酒、それらを炒め煮にしてソースに。
私は鶏ももや豚肩ロースが好きだけど、むすこの食欲に天井がなくなってきていよいよ胸肉に頼ってみる。しっかし!自分、料理うまいな。流行りのレシピやバズったレシピも試してみるけれど、大抵は「うん、こんなもんか」で終わる。作る前からだいたいの想像はできるので、「これで大騒ぎしてる人、普段いったいどんな物を食べているんだろう」なんてくさくさと意地悪なことを考えている。料理は法則なり。いやでも、料理家さんて本当に大変。レシピには著作権がない。
なぜかわが家でスライスチーズが流行り、むすこが柿ピーとチーズを一緒に食べることを覚えてしまう(唐突2)。
スライスチーズをちぎり、柿ピーをいくつか乗せてぱくり。柿ピーひとふくろにスライスチーズ2枚。微妙な不経済。チーズおかきでいいやんと思うけど「それはちょっと違う」と言う。うん、わかる気もする。市販のチーズおかきのチーズは甘い。それはそれで好きだけど。
さらに彼は、スライスチーズの大きさに合わせた海苔2枚で海苔チーズサンドにしてパリパリと食べている。これね、くせになるのね。海苔のパリリとチーズのしっとりこってり。薄いものオン薄いもので食感が楽しい、ぱりむにゅ。
吉田戦車さんの著作で「人間(日本人の?だったか)の薄くしたい欲求ってすごいよね」という文言があったような。いやまさに。薄いものっておいしいね。
安室ちゃんのガチファンと話す機会があり、「あ、大ファンなんだね」と言ったら、彼女は「ファンっていうか…」と顔を曇らせた(唐突3)。
「もうね、私の一部なんだ」と、彼女はファンというそんな言葉で片付けてほしくないという熱い刀で返してきた。そんな暑苦し過ぎるキミが好きだよ。
安室ちゃんファンは、この先、新しい歌が聴けないし新しい映像が見れない。ライブに行けば会えるという楽しみが、未来永劫訪れない。「私の一部」と言った彼女は、一体どんな心持ちで安室ちゃんを思っているのだろう。
そこまで思いを募らせるアーティストが私にはいないな…と、ちょっと悲しくなる。いわゆる「推し」の存在。JKむすめはスマホ閲覧中、推しアーティストの動画がふいに目に入ると声が出るそうで、うっかり電車で「ふは…」と漏らしてしまって車両を変えたことがあるそうな。推しの存在には吐息も抗えない、それほどまでの愛。いいなー!
そうさ私は薄情な人間。人も物もあまり深追いしないのが持ち味…なんてカッコつけておさめようとしたけど、そういや灰谷健次郎さんや山本文緒さんが亡くなったときに「もう新作が読めないんだ」と悲しくなったんだっけ。だいたいにして書き物して公募に出す人間が薄情なんてことあるかーい。我の強さを、そろそろ認めた方がいい。どっとはらい。
というわけで、2/25の岡山ZINEスタジアム!遊びに来てね!!!!オープン11時!ブース27!猫野サラちゃんと売り子してまーす。いまだ入稿できてないので、告知で自らを追い込むスタイルです。