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【#一日一題 木曜更新】あなたの車検は、金から?技から?
山陽新聞の「一日一題」が大好きな岡山在住の人間が、勝手に自分の「一日一題」を新聞と同様800字程度で書き、週に1度木曜日に更新します。
この年始、どうも車の乗り心地というか、運転心地が悪い。ギアチェンジの感触が気持ち悪く、これはどうしたことか。昨年11月に車検を通したばかりで、その際にメンテナンスをしたはずなのだが。
2年前、カー用品店のカウンターで、わたしはたいそう感激した。車大好き!であろう男性スタッフさんが、まだ買い替え予定のないわが家の10年超えのワンボックスカーについて、親身にメンテナンスの相談に乗ってくれたのだ。
お代が高くなってもいいので、安心して乗れるようにしてから車検を通してくださいとリクエストした私に、彼はこう言った。
「大事にされているようですし、まだまだ乗れますよ。国産車はメンテナンスしやすいんです。数年で乗り換えるプランが流行っていますが、僕はもったいないと思うんですよね。車ってすごく高い買い物じゃないですか」(そうだそうだ!)
車の運転は好きだけど、メンテナンスにはからっきしの夫とわたし。プロから「次の点検ではここを交換した方が……」と言われるたびに「次と言わず、即交換!」と早めの対応で、この10年快適にマイカーと過ごしてきた。出先でトラブルになる恐怖より、3万円のバッテリー交換で安心が買えるならそれがいちばん。という考え。
しかしである。
2024年11月の車検では、同店で車検をお願いしたものの最後までどうにも違和感が拭えなかった。
前回と違うスタッフさんは「この分、安くなりますから」「僕がここを見るのでここは安くなりますから」「自賠責保険は?ご自分でしますか?この分当日の支払いは安くなりますから」と「安くなる」を連発。(自賠責保険は法律で決まっている保険なので、どこで契約しようと一律)
わたしは一度も「安くして」とは頼んでおらず、なんなら「まだ乗るので、怪しいところは全部直して、全部交換してください」と昨年と同様に見積りをお願いしたはず。
「安くしなくていいので、全部チェックしてください」と念押ししたものの、どうやら彼は「話を聞かない人」だった。見積り金額は前回よりずいぶん低い。これでOKだと言う。車に無知な女は、とりあえず支払いが安ければ喜ぶとでも思っているのだろうか。あ、もしかしたらここに夫(男)が来ていたら、何か違ったのかもしれないとも考えた。実はこれが、今回の肝である。
で、2025年正月。過去の車検書類を引っ張り出して照合してみたら、いつも車検のたびに取り換えてもらっている「ATFオイル」が交換されていなかった。オイル劣化時に起こるのはギアチェンジのガタツキとあったので、交換したら改善しそう。
元日の夜、初売りセール中に迷惑ではと思いながら、インターネットでオイル交換の予約した。もちろん、車検とは別の店である。
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