マインドフルネス『幸せのあり方』から考える、僕らの子育て観
まず、結論から言います。
『楽しそうに生きる 親の背中を子供に見せるのが 最高の教育』です。
私たちは二人の娘の親ですが、子育てに関して何か特別にしているか、と聞かれたら…特に何もしていません。
ただ、日々を楽しく、有意義に、自分たちが一人の親として、一人の人間として、一人の女性として、男性として生きているだけです。
働くことを、
体調管理をすることを、
生活することを、
地域と社会と繋がることを、
生きることを、
自分たちが、毎日、心の底から楽しんでおるだけです。
幸せ。ハッピー。フェリス。
このテーマほど人類史上、延々と考え続けられてきた命題はないんじゃないでしょうか。
幸せとは、あなたにとって何ですか?
お金、家族、または健康でしょうか?
もちろんあなたがすべてを今、手にしているのであれば間違いなく幸せであるでしょう。
しかし、何かが欠けたなら不幸だと感じるなら、それは一時の幸せに過ぎません。
僕たち家族は、先祖代々昔も今も、そしてこれからも、自由に生きて行くであろう人たち、なので周りには、かなり心配されております。
なぜなら、子どもも居るのに定住していないので、そういう意見が出てくるのも、当たり前だと思います。それも、海外の色んな国を点々と。
そんなウチを見て、周りの人は「奥さん大変だねー」やら「子供の教育どうすんの?」と。
そんなときいつも決まっていう言葉は、『自分の手にしたコップが溢れて、いっぱいにならないと、周りには注げないよ。』と話します。
まず、自分が『今を最高に感謝して生きることが最大の幸せ』ということです。
それをもう既に生まれたときから、すべての人がみんな手にしています。
この世界に産まれた事、生を受けた事が、奇跡に近いのです。
皆、それを忘れがちになっている気がします。
いや、忘れていると言うか、それを気づきにくい社会・世界になっているような気がします。
この世に生を受け、懸命に生きているあなたが、その命が、すでに美しいです!
子供の頃を、思い出してください。
目を閉じて…
目に映る世界がキラキラと輝き、希望やエネルギーに溢れていませんでしたか?
私たちは、互いをなじり合い、憎しみあい、羨むために、誰もが生きているわけではありません。
自分の命を、燃やしきるために、生きているのではなかったでしょうか。
一人一人、それぞれ得意とするもの、好きなものを持って産まれて来ているはずです。
人間同士、お互いにコミュニケーションを取り、助け合い、時には慰め合って、喜び合えたら、そんな人生に勝る生き方はないのではないか。と思います。
そう、私たちが、日々気を付けていることといえば、自分たちがいかに幸せに満ちた日常を送れているか意識しているだけです。
そんな私たちの姿を、子供たちが見て、彼女たちの未来を力強く生きていけばいいと思っています。
私たちの人生の楽しみ方を、子供たちが独り立ちするまでは、私たちと一緒に共有して、共感していける家庭の雰囲気が大切。極論、それだけでいいと思います。
親からしたら、素敵な家具に落書きして欲しくないとか、新しい絨毯に水をこぼして欲しくないとか、ゴミを触って欲しくないとか…子育てしていると、色々気に触ることが出てきますが、それはただの親のエゴでしかないのではないか。と思う時があります。
それよりも、モラルと道徳心を子供と一緒に考えること。
なぜダメなのか。ダメなことをしたら、叱る。でもその後に、それでも子を愛しているとゆうことを、言葉で伝えること。
まだ話ができない赤ちゃんでも、言葉は伝わります。
そして、子供は脳も発達段階なので、まだ自分の体調管理ができません。親から見て疲れていそうだな、と感じた時は、休むように促してあげること。
危ないことをしていたら、それをしないように導くこと。
考え始めると、自分自身の子育てに対して、さまざまな考えが出てきましたが、要は、私たちも子供たちも、伸び伸びと、笑って一日一日を過ごしたいと思う気持ちから育まれたものです。
そして、これは、子を持ったから、確立してきた考えであって、子育てをしていると言うよりは、親育ちさせられている。と常に感じています。
ルリ・リナ 生まれてきてくれて、ありがとう。
たくさんの事を、教えられています。
そんな好きなことをして、『楽しそうに生きる親の背中を子供に見せるのが最高の教育』です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
今、僕らが住んでいるところは、アラビア語・フランス語・英語がデフォルトの、イスラム世界「モロッコ」です。
二人の娘たちも、すくすくと、のびのびと、さまざまな価値観を吸収しながら、大きくなっています。
そして、僕らといえば、相変わらず。好きなことをして、働きまくってます^^
どうか一人でも多くの人に、私たちのマインドフルネスの考え方や生き方・この世界の捉え方が伝わりますように。
そして、一人でも多くの人に、小さなビッグバンが起きたら、これ幸いです^^
それでは、また明日
みなさま、充実感のある1日をお過ごしくださいませ〜