2021年スマホで簡単手軽に一生残る読書記録を作ろう!
アプリの変更に左右されず一生自分の手元に残る読書記録
読書アプリ。利用したことはありますか?
気に入って使っていた読書アプリ。バージョンアップが終了して、今まで何年もつけていた読書データが一気に消失してしまったなんていう憂き目にあった経験があるという方もいるでしょう。
読書アプリは、使う分にはお手軽で簡単。しかし、サービス終了リスクを考えると、生涯残したい読書記録を託すには、あまりにもリスキーです。
生涯残したい読書記録。1番確実な方法を提案します。
それは、Excelでつける読書記録。
パソコンそのものが無くならない限り、自分で作成し、保存したExcelのデータはほぼ永久にアクセスできるでしょう。
Excelで読書記録。なんだか小難しい感じがしますね。
でも大丈夫。スマホで簡単に始めることができるんです。
まずGoogleスプレッドシートをあなたのスマホにダウンロードします。
スプレッドシートのデータをパソコンにダウンロードすると、Excelファイルとして開くことができるんです。
スプレッドシート上に「タイトル」「著者」「読了日」「(本の)価格」の項目を作り、本を読み終えたら一行ずつ記入していくだけ。
項目は好みに合わせて追加しましょう。「(読書の)開始日」を入れてもいいですし「コメント」「感想」などを入れても面白いです。また「ジャンル」を指定すれば、ジャンルごとの集計もできて便利です。
タブを追加していくことで、何年分でも記録できるのもスプレッドシートの便利なところ。
そして楽しいのは年末です
一年間読書記録を付けたらお疲れ様です。
Googleドライブから読書記録を付けたスプレッドシートをパソコンのブラウザで開いてダウンロードします。
前述した通り、ダウンロードしたスプレッドシートはあなたのパソコンに入っているExcelで集計することが出来ます。
この作業で、あなたの一年分の読書をいろんな視点から観察することが出来ます。
まずは、一か月あたり何冊読んだかを集計していきましょう。
COUNTIFS関数で求めることができますが、まぁ面倒な集計。なのでこちらのマクロで一気に集計を出しちゃいましょう。
マクロの記録で作った手抜きマクロですがどうぞ。
さて、マクロを実行する前に、集計作業を効率よくするために、一つだけ手間をいただきます。
まず「月」の項目を作ってください。
マクロが正確に動作しなくなるため必ずF列に作ってください。
そして、「月」項目の最初の行に次の関数を書いてください。
=MONTH(C2)&"月"
入力してエンターを押すと「1月」と表示されます。
さぁ、あと一息。
マウスを動かして関数を入力したセルの右下に合わせ、ポインタが「+」の表示に変わるところまで持ってきてください。そしてダブルクリック。
一年分の「月」が入力できました。
さて、もうひと頑張り。
D列のDの文字をクリックしてD列を選択状態にします。
そして「ホーム」→「コピー」をクリック
「貼り付け」の▼をクリックして「値の貼り付け」
選択状態を解除するには、どこでもいいので、ほかのセルをダブルクリックしてください。
そうすると、D列の関数が、1月、2月といった値に変換されます。
さあ、これができたら集計開始。
ダウンロードしたマクロのファイル(マクロを有効にしてください)と、集計するファイル、両方を開いた状態にしてください。
集計するファイルを開いた状態で「開発」をクリック。
※開発の表示のさせ方はこちらのページをご覧ください。
左にある「マクロ」をクリック。
マクロのウィンドウが開きます。
実行をクリック。
I列とJ列に集計ができました。
この集計をもとにグラフを作るとこの通り。(総計はJ列でSUM、合計を出してください。)
ピボットテーブルで月当たりの本の総額を確認することもできます。
行に「タイトル」、列に「月」、値に「価格」を持ってきています。
2021年もよろしくお願いします
読書の記録が残ることで、一度買った本を間違えてもう一度買ってしまったりといったミスがなくなります。
何より何年分も読書の記録が貯まっていくと、いままで読んだ本を、いつでも振り返ることができます。
コメントをつけていれば、あれは何の本に書いてあったかな?と、思い出したいときにも重宝します。
読書はあなたの人生を豊かにしてくれます。
本を通して著名人の考えや人柄に触れることが出来ます。
これからはAIに仕事が奪われるという世の中。本を読んで身に着けた教養はきっとそんな未来を生き抜く道標になります。
今までずっと読書を楽しんできた人も、今年から読書を楽しもうと考えている人も、読了したらまずスマホにチェックの習慣でさらに読書を楽しんでみませんか。