嘘つき

嘘をついたと嘘を言って
  嘘の謝罪をし続けている
自分自身には嘘ついても
  それは嘘と見なされない

帰宅するよと別れた後に
  帰る家を探し続けている
帰ることを拒んでいたら
  どの道も塞がれ帰れない

おやすみと言ったけれど
  眠れずに起き続けている
睡魔に幾度となく襲われ
  なのに毎度負けられない


#詩
#韻詩

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