傷から
       溢れる
      赤い液
  傷は体に痛みを伝え続けながら
  涙のように液を出し続けている
  放置  した  涙は  凝固
  回復  不能  後の  祭り
  やる  事は  一つ  だけ
  流れ  出た  分は  忘却
これ見よがしの合図と思われるのを嫌い
体の中にしがみついているとも知らずに


#詩
#形容詩

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