枯葉
また
僕の心の中で 一枚
色褪せた葉っぱが下に
落ちていく様を眺めていた
もう随分と長い間見ていたのだ
君との思い出が色褪せていく姿が
僕にはとても信じられなかったのに
今はもう当たり前の風景になって
こうして落ちていく様を見ている
そしてもう何枚も無い色褪せた
思い出達を必死に思い出すのだ
でも繋ぎ合わない断片だけで
直に彼らもいなくなる
悲しむ間にもまた
落ちていく
一枚の
葉
コメント
「詩書きの会」コミュの「形容詩」トピに載せてます。
2009年09月16日 20:55
利用規約および個人情報保護のページに同意のうえ投稿してください。
日記の使用状況:0.4MB/200.0MB
©MIXI
×