#013│継続してきたことで見えてきた景色
こんにちは。kunと申します。
以前note に学生時代に弓道をしていて、最近また久し振りに始めたという話をさせてもらいました。
今回はその話をもう少し深くお話ししたいと思います。
私は20年ほど前、大学生の時に弓道部に所属していました。
卒業してからも続けたいな、とは思っていたのですが、当時はどうやって社会人のクラブに入会すればいいのかよくわからず、ずっとそのままになっていました。
ただ、弓道は年齢を重ねてからも出来る武道(スポーツ)なので、いつかはまた…という気持ちは心の奥に持っていました。
また始めたきっかけは、今の住まいに引っ越してから。
駅の周辺などで、弓を持っておられる方を何度か見かけたことでした。
以前の生活圏ではあまり弓を持った人を見かけたことがなかったので、この近くに弓道場があるのかな?と検索したら私が住んでいる市に弓道場があり、市内在住または勤務地であれば入会可能、初心者教室もあるとのこと。
早速見学に行き、一昨年の10月に入会しました。
ただ、その時はプライベートで忙しかったり、コロナのまん延防止期間があったりで、実際ちゃんと通えるようになったのは昨年の4月からでした。
約20年振りの弓道。
筋力も衰えているし、自分の病状も学生の頃よりも良くはないので、体配も射技も学生の頃に比べたら全くできません。
学生の頃よりも張力の軽い弓を使わせてもらっていても、しっかり引けない、矢は的に届かない。
頭ではわかってはいても、心は折れますよね。
そこで決めたことがありました。
それは平日は仕事で道場には行けないので、土日のどちらか、行ける時は週1回は道場に行き練習をすること。
学生時代は週2回の練習日+自主練習をしていたので、週1回でも足りないことはわかっていますが、それが無理なく続けられるペースでした。
なかなか自身の上達を感じることができず、ただ通っているだけだなぁ、と思うことも正直多々ありました。
ただ、お盆休みや年末年始、天候や体調不良など、毎週通えない時もありましたので、厳密に週一回通いつづけた、とは言えませんが、道場の先生方や先輩方も皆さん優しく、ハンディキャップのある私にも自分のペースで取り組めばいいよと言っていただいたことが心が折れそうになった時にも続ける励みになりました。
そんな中、1~2か月ほど前から、ちょっと上達したかも?と思う射が出てきました。
上手くいかなかった時は正直弓道が「楽しい」と思うことはほとんどありませんでした。(道場の雰囲気や皆さんとの交流は楽しいです!)
でも、先生に指摘されたことが少しだけ出来るようになったり、頭で理解出来たことを身体でも表現することが出来るようになると、少しずつ「楽しい」と思う瞬間が出てきました。
心折れずに毎週道場に通えたことで、1年4か月かかりましたが、やっと山登りで例えたら1合目に来た?という心境です。
もちろん体調の変化や生活環境の変化などで、継続して通えないこともこれから出てくるでしょう。
でも、せっかく楽しいと思える瞬間が出てきたので、これからも長く続けていきたいです。
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