「こだわり」をいったん手放してみる
こんにちは、kunと申します。
私が30歳前後の頃、当時50代だった上司からこんな風に言われました。
「年を重ねたら、こだわりがたくさんあればあるほど生きにくくなるよ。」
と。
当時の私は、その上司の言葉に初めはピンときませんでした。
こだわり=自分の世界や自分の世界観がある。
こだわりがあるというのは、格好いい大人のイメージと結びついていました。
でも、もう少し掘り下げて伺うとちょっと意味が違ったのですね。
例えば、仕事をリタイアして収入が現役時代より下がっても、現役時代と同じ生活水準で暮していたらいずれ生活が行き詰まる。
例えば、体力が年齢を重ねるにつれて落ちてくるのに若い頃と同じように無理をしていたらそのうち身体を壊してしまう。
「こだわり」をその時の自分に合わせて書き換えていかなければ、いずれは自分を苦しめるものになるかもしれない。
上司が言いたかった言葉の意味は、そういうことだったのです。
(ちなみにその上司は、仕事をリタイアした後もお金のかからない一人でもできる趣味を現役の今から作っておく、と言って休みの日はハイキングに出掛けたり、ギターを習ったりしていました。)
年齢を重ねた今。
日々の忙しさに追われ、若い頃より変化をより恐れたり、より面倒に感じることはあるなと実感しています。
こだわり、とまではいかないものでも、例えば「この仕事のやり方はこの方法でいつもやっているのでやり方を変えたくない」とか。
でも、こだわりはいったん手放してアップデートした方が良くなるか、もしかしたら今より悪くなってしまうこともあるかもしれませんが、新しい風が自分に吹くことは確かなのです。
私の職場ではCM放映されている某「月々部長のおこづかいで始められる経費精算システム」を導入することが決まり、私が導入担当になりました。(私も家電が動かなくなるととりあえずたたいてしまうアナログ人間です😂)
先日上司と新しいシステム導入や、オンラインでの打ち合わせが増えたことについて「ボクはもう時代について行けなくてもあと2〜3年で辞めるからいいけど、あなたは今ついて行かないと後々自分が困るよ」と話をしていたんですが、ほんとにその通り。
仕事でも新しい風が吹くし、プライベートでも吹かせますか。
というところで、私、noteを書くのに「パソコンで大きな画面で字面を見ながらの方が書きやすい」という素人なりのこだわりがあったのですが、いったん手放して、このnoteはスマホで書いてみました。
お、案外書けそう☺️
まずは小さなことから。
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