スイッチが入る瞬間
僕は自分の人生の中で何度か「スイッチが入る瞬間」を味わったことがある。
思い出せる一番古い記憶は小学6年生。
純粋にサッカーを楽しんでた時期で、トレセン?というなんか県のうまい人が集まった会のとき、
全部思い通りになった。
いやむしろ、どうやったらできるか振り返ってもわからないけど、結果が来る、みたいな感覚を味わった。
「できる感覚」だけあって、どうやるかに意識が向いてない状態。
今考えるとゾーンというやつだったのかもしれない。適度にハイレベルで、適度に達成可能な状況。
次に覚えてるのは、中学二年生。
好きだったサッカーをいじめ(と、思いたくないけどパスが来ないとかいうのはやっぱり振り返ってもいじめと思わざるを得ない。悲しいかな。)により辞め、懐の深いヤンキーの方々とダラダラしてた時、担任の先生に
「やまだは眼が死んでる」
そう言われてその辺で一番難しい学校の過去問を5年分渡されたとき。
家で勉強の習慣なんてなかったけど、気付いたら8時間くらいはやれるようになってた。
これきっかけに反抗期も治り、万々歳だ。
さて、なんでこんな思い出話をしたのかというと、最近また「スイッチが入る瞬間」があったからだ。
ブログでも書いたけど、うちの代表に
「取締役を辞めてほしい」
と言われたとき。
いろんな感情が蠢いたあと、スイッチが入った。
それまでも楽しかったし、自分なりに精一杯やってたつもりなんだけど、スイッチが入った瞬間から自分の人生に対するコミット感が爆上がりした。
幼き頃は、サッカーとか受験とか対象がわかりやすいものだったんだけど、今回は「人生」というサイズ感なのもおもしろい。
スイッチ入ってからの行動の量と質は明確に変わったから、おそらく人生も変わったんだと思う。前より楽しいしねっ!
これ何がきっかけで、どんなタイミングで、スイッチって入るんでしょうね?
僕の場合、
①本領が発揮できてない状態で、
②ちょっときつめの刺激があり、
③挑戦しがいのあるテーマが目の前にある
という3つが揃ったとき、スイッチが入ってるような気がします。
これ自発的に起こせるようになるともっと楽しいかも。日々探求。おあとがよろしいようで。