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文章が届かない理由がよくわかった。

何かに真剣に向き合えば向き合うだけ、思考は抽象化していく。だってそれはあたり前で、個別具体的な事象は、1つの抽象的思想で全て解決できるようになっていくからだ。だから有名経営者の自伝とかで、「成功の秘訣は?」に対して、「いい人でいること」「自分に正直であること」のような超抽象度の高い思想とか姿勢での解答を与えられる。

言っている本人は至極真っ当なこと言ってると思っているけど、でもそれは僕らのような下々のものには高尚すぎて利用不能。うまく使いこなせない。
だから超具体的な事例が必要になる。そしてそこから一つずつ階段を上がるように抽象度をあげていく。

最近だと、友達が不動産の清掃で一発当ててて事業がとても順調そう。これを経営者の人たちは「モメンタムが生まれてる分野の周辺領域にビジネスチャンスがある」くらいで整理して頭の中に置いとく。そしてそれをそのまま発信したりする。別にいい。だけど、誰かに何かを伝えたいと思うのであれば、表現というものを生業にするのであれば、これじゃダメだ。たとえば、こんな感じの超具体的な表現に落としていく。

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