見出し画像

【№004】「あてはめ」とは「問題文の事実」を拾いきることか?/要件と事実の関係

残り9

本日は「『あてはめ』とは『問題文の事情』を拾いきることか?」という話をします。

答案添削で「規範とあてはめが一致していません」と指摘されることはありませんか?
また、「規範で差はつかない!」、「あてはめが勝負だ!」ということで問題文の事実を拾いまくるものの、「結局、自分はこの答案で何が書きたかったんだろう?」と感じることはありませんか?

今回の記事では、このような悩みに対する具体的なアプローチや解決策を提案します。



◆ 要件と事実の関係

Q:答案の「最終結論」を導く法律構成について、その要件・効果が明らかになったところで、次に何を検討すればよいでしょうか?
A:第一に、次のように「要件のあてはめ」(=法適用①)をしてください。

ここから先は

5,304字
この記事のみ 残り9/10 ¥ 100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?