沖縄料理、メディア露出の「深化」が止まらない。ディープな県民熱愛グルメが続々登場。
7月15日(土)に放映された「Kinki Kidsのブンブブーン」という番組のロケ撮影に立ち会った。
理事を務める東京沖縄県人会に「ロケ撮影ができる沖縄料理店を紹介してほしい」と制作会社から相談が入り、窓口となったのだ。
番組セレクト「ディープな沖縄料理」5選
「あまり知られていない沖縄料理を紹介する企画」とは聞いていたけれど、「骨汁」と「ナーベーラー」がラインナップするとは。
ご出演の3人が召し上がっていたのが、以下の5品。
出演者全員が唸った「骨汁」
骨汁とは、沖縄料理のベースとなる豚出汁(沖縄そばに使うスープなど)を取る用の骨、肉身が付いた骨を使った汁料理。
骨から出る美味しいエキスと長時間かけて煮込まれたホロホロのお肉が溶け合った、滋味深い沖縄の味。
出演者の堂本剛さんは
と仰っていた。
永瀬廉さんは
とまで。
初めて食べる・見る料理なれど食べた人を一瞬にしてトリコにするのは、沖縄料理の 「味くーたー」が織りなす妙だろう。
「沖縄料理は優しい料理」
これも堂本剛さんが仰っていたコメント。
そう。昔ながらの沖縄料理とは、優しさに包まれた料理なのである。
堂本さんの一言は、私が訴えるよりも何万倍も影響力があるのは間違いなく、撮影に立ち会えて一番嬉しかった言葉だ。
[おひとり様] 沖縄で骨汁を食べるなら
那覇市内は栄町市場の中にある、その名も「骨汁屋」さん。
気になりつつも未体験、アグー豚の出汁骨を使っているらしい。
地元出身らしきソロ女性客も多いお店で、あえて1人で行ってみたい。
[イチから作る] 全国どこでも、おうちで骨汁
まさか、ふるさと納税返礼品にラインナップされているとは。
沖縄市に拍手、パチパチ…
難しいことはない。
時間が美味しくしてくれる料理だから、休日のお昼にエンタメ感覚で作ってみてはどうだろう。
骨汁の味を決める最大のポイントは、じっくりコトコト煮た豚骨に、濃い目に引いた鰹出汁を合わせること。結び昆布を少し入れても良い。
うま味の相乗効果を存分に感じるはず。
最後に: ぽーぽー(ちんびん)のレシピ紹介
番組に出ていたものは厚みのある生地だったけれど、私は水分多めに薄く焼いた生地をクルクル重ね合わせる方が好き。
永瀬廉さんがやっていたようにアイスを合わせるのは、間違いなく美味しいはず。
次なる「ディープ沖縄料理」は何がランクインしてくるだろうか。
初めて食べた人も絶対好きになる味くーたー料理として、「クーブイリチー」や「スンシーイリチー」、「ドゥルワカシー」もお勧めしたい。