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復帰50年を機に観た舞台『島口説(しまくどぅち)』

舞台 「島口説(しまくどぅち)」 を観てきました。
東京は大久保駅近くにある劇場 「東京労音・R'sアートコート」で5/20までの上演です。

民謡酒場 「スミ子の店」 店主・ スミ子の半生を2人芝居で演じ分ける構成。
戦中のみならず、戦後に及ぶ悲しみと苦悩を間近に感じ、何度も涙…

でも悲しいばかりではありません。
清らかな島言葉が響き、三線と唄が加わわり、笑いが入り混じる
心洗われる清らさん(ちゅらさん)な景色を見せていただきました。

原作を書かれた謝名元慶福さんにお会いすることも出来ました。
このような物語を世に出してくださり感謝します。

東京公演残るは5/18〜20の3日間。
迷っている方はぜひとも。

パンフレットにもある 「艦砲ぬ喰えぬくさー」 とは、
艦砲射撃の食い残し⇒ 艦砲射撃に当たらなかった人 ⇒ 戦争を生き抜いた人々
のことです。

 「艦砲ぬ喰えぬくさー」 の歌碑が読谷村のユーバンタ浜にあります。
この付近から米軍が沖縄本島に侵攻し、程なくして激しい地上戦が繰り広げられました。


戦争の記憶とは凡そ真逆な美しい風景が広がっていて、二度と同じことがあってはならないと思わせてくれる場所です。

沖縄旅の際はぜひ訪れてみてください。

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