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【活動録】第三回カムクワット読書会

こんにちは。カムクワット読書会のTomsongです。

まさに夏日の6月25日(土)、三回目の読書会を開催しました。

開催場所は課題作品『春のこわいもの』の「あなたの鼻がもう少し高ければ」で登場するセルリアンタワー付近、桜が丘にある星乃珈琲店。

いいお店


二階が広く、角際の席に座ることができたので、落ち着いた雰囲気の中でお話しすることができました。また、モーニングタイムだったので、一足早く着いたわたしはミニパンケーキを食べました。

装丁が美しい


今回は参加者が一名、一対一での読書会。全体ではなく短編作品を横断的に語り合うことで、各作品に通底しているテーマを発見できました。
帯文に「パンデミック前夜」とありますが、それ自体が「こわいもの」ではなく、本当にこわいものは……。
この作品はAudibleのために書き下ろされたこともあり、語り掛けてくる文章には読みづらさを感じる面がありました。しかし、今週になってから再読し、読書会で感想の共有をすることで理解も深まり、大好きな一冊になりました。

手書きメモ


参加者の方と読書会の後にタイ料理屋でランチをし、本屋で今後の課題作品の候補を一緒に探していただきました。
宣伝不足のためか参加者が一名でしたが、作品についてじっくりとお話しすることができました。非常に楽しい時間でした。
来週の第四回カムクワット読書会(宇佐見りん『くるまの娘』)は、初めて満席の四人での開催となります。
オンラインを含めた今後の活動についてもお知らせいたしますので、活動を見守っていただけると幸いです。


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