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素人でも出来た!庭の蛇口と立水栓を自分好みに交換。出来栄えは?いくらかかった?

雲行(くもゆき)です。
中古で築10年の戸建てを買いました。

ホントは新築で注文住宅が理想でしたが、お金氏と最後まで折り合いがつかず断念。

とはいえ、越してきてそろそろ1年になりますが意外と満足してます。気になるところを少しずつ自分好みに改造していくのが好きなんでしょうね。

というわけで!

今回は庭の立水栓を交換してみました。

早速 Before と After をご覧ください

Before:

良い感じに10年分の汚れが。

After:

なんということでしょう。

素人にしては結構がんばったんじゃないでしょうか。

基本的に戸建てを購入した際に庭の立水栓は備わっているはずですが、ここにこだわる人もいないので、Beforeのような、シンプルというか味気ない、どこにでもある、似たような立水栓が搭載されることになります。

ネットショップを見るとおしゃれな蛇口やガーデンパンが数万くらいであるので自分の好きなように改造するのは個人的には満足度的にかなりおすすめです。おすすです。

必要な材料

  • 水栓柱(蛇口一体型もあります)

  • ガーデンパン(受け皿)

  • 蛇口

  • 塩ビパイプ&継手

  • 塩ビ接着剤

  • シールテープ

  • パイプ用のこぎり

やること

難しそうに見えますが、実はそうでもないです。

  • 水道管が見えるまで穴を掘る

  • 出てきた給水管と排水管の塩ビのサイズをメモする

  • 材料をそろえる

  • 家の水道を一時的に止める

  • 給水管と排水管をカットし、古い立水栓と受け皿を撤去

  • 新しい水栓柱と受け皿に水道管をつなぐ

  • 蛇口を水栓柱に取り付けて水を出してみる

  • 漏れがなければ完成!

といった感じです。といっても素人作業なので、もっとうまいやり方はあると思います。ご参考程度に。

では一つずつ見ていきます。

水道管が見えるまで穴を掘る

水道管は2種類ありまして、蛇口から出る水を供給する給水管と、出た水を排水する排水管です。

給水管を立水栓とつなぎ水が出るようにし、排水管をガーデンパンとつなぎ排水できるようにします。

この2つの水道管は同じ塩ビパイプですが種類が違います。サイズもいくつかあります。どの塩ビを使っているか把握するために穴を掘ります。

こんな感じで頑張って掘り続けるとパイプが顔を出します。画像は給水管です。我が家の場合はご覧の通りどれだけ掘っても土でしたが、コンクリで固めている可能性もありえます。その場合は、、、素人にはハイレベルすぎるので撤退も視野に入れたほうが良いかもです。

出てきた給水管と排水管の塩ビのサイズと種類をメモする

古い水道管は途中でカットして、カットした分を補う同じサイズ同じ種類の塩ビパイプを購入する必要がありますので、掘って見えてきた水道管から情報を入手します。

といっても簡単でパイプの表面に種類とサイズが書かれています。

私の場合は、

給水管:HIVP 13
排水管:VU 50

でした。HIVPとかVUが塩ビの種類で13と50がサイズ(mm)です。
これとまったく同じものを買います。ホームセンターに行けばあります。

古いパイプと新しいパイプをつなげる際は、継手と接着剤が必要です。

継手はこんなの。

角度を変えたり、サイズを変えたりできる便利アイテムで、パイプの直径より少し大きく、パイプをはめて使います。

パイプ自体はまっすぐのものしかないので新しい立水栓をどこに置きたいかによって継手とパイプをうまいこと組み合わせて配置を決めます。

材料をそろえる

水道管系の材料はホームセンターへGO!
蛇口や水栓柱はネットショップを使うと種類も豊富でおすすめです。

水道管系の買うものリスト

  • 給水管用の塩ビパイプ 1m

  • 排水管用の塩ビパイプ 1m

  • 継手

  • 接着剤

  • シールテープ

  • パイプを切る用ののこぎり

パイプはおそらく一番短いサイズで十分だと思います。1mが最小のはず。
継手は必要な個数分。継手の中でも「ソケット(まっすぐなやつ)」と「エルボ(まがってるやつ)」の2つを買えばOKです。継手もサイズごとに種類があるので塩ビパイプと同じサイズのものを買いましょう。

こんな感じでサイズごとに売られてます。
間違えないよう注意

接着剤は塩ビの種類によって使えるものと使えないものがあります。私が買ったのはこれ。

HIVP管にもVU管にも両方使えます。


次にシールテープ。
シールテープは蛇口を立水栓に取り付ける際に使うものです。蛇口のネジの部分に巻き付けて、水漏れを防ぎます。必須です。


のこぎりはこれ。


蛇口や水栓柱、ガーデンパンは庭の雰囲気や好みに合わせて好きなものを買いましょう。私が買ったのはこれ。

蛇口が二口ついていて、片方をホース用に使えます。いちいちホースを取り外す手間がないのでおすすめです。

水栓柱はこれ。

値段の割に高級感があります。蛇口付きタイプとなしタイプがありまして、なしを選びました。

ガーデンパンはこれ。

これも値段の割に高級感があって好きです。うすく線が入っているヘアライン仕上げなのもGood。

実物はこんな感じ。

え、イケメン
ちょっとイケメンすぎません?


家の水道を一時的に止める

材料をそろえたら、家の水道を一時的に止めて水がでない状態にします。
これをやらないと給水管をのこぎりで切ったときに水があふれだして大惨事になります。

庭の水道を止めるためには、庭専用の止水栓を止めるかと家全体の元栓を止めるかになります。うちの場合は庭専用の止水栓はなかったので家全体の元栓を閉めて一時的に水道が使えない状態にしました。


これを開けて、
このネジみたいなのを回すと止まります。

閉めたら、ためしに蛇口を回してみて水が止まるか確認してみましょう。出し続けると徐々にちょろちょろと勢いがなくなり止まるはずです。

これで準備は完了です。

給水管と排水管をカットし、古い立水栓と受け皿を撤去

ではでは、古い設備を撤去しましょう。
まずのこぎりでパイプをカットします。

緊張の一瞬

上の画像は給水管を切断してますが排水管も同様です。できるだけまっすぐ切るべきなのですが、私のような素人ではななめになります。

もし水栓柱や受け皿がネジなどで固定されていたらそちらを外してください。

これで水栓柱と受け皿の取り外しができるはずなので引っこ抜いてどこかに置いておきます。

新しい立水栓と受け皿に水道管をつなぐ

さぁいよいよ終わりに近づいてきました。

次は新しい立水栓を設置します。

まずはパイプを接着剤を使わずに仮組みしてみて、想定どおり問題ないか確認してみます。

途中で曲げてみた

問題なければ接着剤を表面にしっかり塗ってはめ合わせます。

あとは水栓柱と受け皿をそれぞれつなげるだけです。

私の場合は受け皿の規格と排水管のサイズが全然違ったので、単に排水管の上に受け皿をポンと置いていたのですが、さすがに不安でした。
ただ3Dプリンターを買ったので接続用の部品を作ってこれを解決しました。3Dプリンターまじやばい。

自作した部品


パイプと排水管を繋ぐ役割

クライマックスです。水栓柱に蛇口を取り付けます。

蛇口のネジの部分にシールテープを巻きます。2~3巻きくらいでしょうか。

そのまま水栓柱に回し入れてみます。
あまり強く回しすぎると壊れる可能性があるとのことで力加減に注意しつつまっすぐになるところで止めましょう。

そこまでできたら水を流してみます。

もし蛇口の取り付け部分や給水管の接続部分から水漏れがあったら、取り付け直しです。と言ってもそんなに漏れないんじゃないかなと思います。

問題なければ土を戻して整えます。

これで完成です。いえーい。

ホースもつけてみた

今回かかった費用

蛇口や水栓柱、ガーデンパン(受け皿)はピンキリなのでここにどれくらいお金を使うかにはなってきますが、参考として今回かかった費用をお伝えすると、

約36000円でした。

内訳はざっくり

  • 水栓柱:9700円

  • ガーデンパン:17000円

  • 蛇口:6300円

  • 塩ビパイプ&継手&接着剤:2000円

  • のこぎり:1000円

といった感じです。

みなさんも良ければ庭のイメチェン立水栓交換に挑戦してみてください。

あざした。

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