美大卒ニートの日常 #2
ルラボの香水をメルカリで発送した。去年購入した時は背伸びをしたい気分だったのだが、今の自分にはおしゃれすぎる香りだと思ったためだ。似合わないため使用頻度は低かった。23500円で出品したら「恐れ入りますが13000円にお値下げは可能ですか。」というコメントが入っていた。カッとなって即座にコメントを削除してしまった。いい訳ないだろ。恐れ入ってる人が提案する値段じゃなさすぎる。コメントを削除したら無になるのかと思っていたが、「出品者がコメントを削除しました。」という文字が残ってしまった。なんとなく殺伐としたムードが商品ページに流れる。結局、別の人に20000円で譲ることにした。別の人の香水になったよ である。両方ちょっと古い。
最近何観てるのと言われた際に、パッと答えられなくて困る。TVerやYoutube、Netflixなどを何となく流しながら、なんとなく別の作業をしているので、目で見てはいるのだが見れていないのだ。見ているはずなのに、感想が語れない。ぼんやりとした感情だけは残っているけれど、内容を覚えていない。友人に「現代人の問題じゃん」と言われ、少し気をつけたくなったので、記録してみたいと思う。
現在私がはまっているのはエルピスというドラマだ。長澤まさみが最高なのは言うまでもないが、ボンボンのテレビマン役「岸本」が眞栄田郷敦にすごくハマり役だと思う。育ちの良い人間の無神経さみたいなものが出ていてすごくいい。と思いきや、どんどん違う魅力が出てくるのですが、、、
鈴木亮平も、こんなに凄い人だとは思っていなかった。絶対に悪い人なのだが、分かった上で魅力が強すぎる。長澤まさみと鈴木亮平のシーンなんて、言葉以外の情報量が多すぎ。目尻のシワの刻み、視線の移ろい、眉の上がり。官能的ってこういうことかよ。凄すぎて涙出る。
ドラマのことは詳しいことは全くわからないが、全体を通して、心血注いで、魂削って作られていることだけがわかる。迫力、圧、重厚さ、鋭さ、冷たさ、、、ていうか冷たくて熱いという感じ。見た後はあまりの辛くて喉の奥がウッとなってしまう。くるしい。
スピンオフのダウ90000のドラマも最高だ。2話までは本編とほとんど無関係なコントだったのだが、3は違った。ぜひ全員に見てほしい。