長岳寺からスタートした『山辺の道』南ルート後半ですが
その後に寄ったトレイルセンターで予定外の長居をして、
歩き出したのがお昼近くになってしまった。
暑さもかなり。。。
ここからはしばらくほぼ平坦な道を歩きます。
田んぼの間の道を進み、ちょっと坂を上がったところに
『大和神社御旅所』
大和神社
ご由緒
この御旅所、天理から歩いた時の一休み地点。
小さいですが広場のような空間があり、
そこになんとも言えない『気』を感じます。
本社『大和神社』にはまだ参拝したことがありません。
ぜひ近々伺います。
この付近に『中山廃寺』があるとのことですが、
何往復もしていますが、いまいちよくわからず、調べてみたのですが
これまたよくわかりませんでした。
柿の木畑をぬけ衾田、萱生町へ。
ずっと日陰がない中に現れる、嬉しい休憩所。
夏は藤の蔦がいい日除けに。
このエリア、西に盆地を見渡せるとても気持ちがいいところ。
山辺エリアで穴師と同じく気になる(住んでみたい)ところですね。
古い家屋の集落を抜けると
この神社がまた不思議な雰囲気の神社で、
なんとも言えない感覚を覚えます。
夜都岐神社を後にし、ここから石上神社まで2.3キロ
暑い暑い、どこかで休みたい!
ちょうどいいお店が!
天理観光農園
今まで入ったことはありませんが、食事なんかもできたような。
残念ながら食事は終わっていましたが、カフェメニューならOKとのことで
ソフトクリームで糖分補給。
生き返った〜!
ゴールまであと少し。
ここを出て少し山に入ります。
この森を抜けると『内山永久寺跡』
ここは以前は大きな立て看板で、最盛期の境内の地図のようなものの説明があったのですが、なくなっています。
ここを過ぎれば、石上神社はすぐそこ!
境内の南か東側になる杜に入っていくと聞こえてきます
コケコッコー
石上神宮、こちらも奈良との再会で知った神社でして
いろいろ見聞きすればするほど、興味深い歴史と存在です。
名物の鶏たちの自由なこと(笑)
神宮と名のつくところでいつも思うのが
参道の杜の清々しいこと!
古い新しい関係なく、どこも神宮の杜を歩くと気持ちが落ち着き
清々しい気分になるのが不思議。
ということで、ここ石上神宮で山辺の道の南ルートは終了。
のどかな田園風景で、よく日本の原風景とも言われることがあしますが、
まあ、こういう田園風景は他にもあるかもしれません。
ただ、道と同時に歴史が一緒に見聞できるのは
『山辺の道』の醍醐味ではないでしょうか。
大小有名無名関係なく、地域や集落に根付いた寺社仏閣を訪れ、
そのご由緒などを知ることによって
それこそ日本人の原風景的な生活が垣間見られます。
そんなことを改めて思った”山辺の道歩き”ですが
これからまた、より広く深く歩いて見ようと次を計画中!