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西国三十三所観音巡礼 【補陀洛山 六波羅蜜寺】 京都

十六番の次の十七番札所になる 『六波羅蜜寺』へ参詣。

もう逃げるように清水寺を後にし、着いた『六波羅蜜寺』にホッとした。

住宅街のような静かなところに佇むお寺

六波羅蜜
山号 補陀洛山
本尊 十一面観世音菩薩


六波羅蜜寺





951年、醍醐天皇第二子光勝空也上人によって開創された
当時京都に流行した悪疫退散のため、上人自ら十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曵き回り、青竹を八葉の蓮片の如く割り茶を立て、中へ小梅干と結昆布を入れ仏前に献じた茶を病者に授け、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えてついに病魔を鎮められたという。(現在も皇服茶として伝わり、正月三日間授与している)

現存する空也上人の祈願文によると、応和3年8月(963)諸方の名僧600名を請じ、金字大般若経を浄写、転読し、夜には五大文字を灯じ大萬灯会を行って諸堂の落慶供養を盛大に営んだ。これが当寺の起こりである。

六波羅蜜寺サイトより


御本尊の十一面観世音像は秘宝で十二年に一度の辰年にご開帳される。

公式サイトに写真も載っていませんでした。
ということで、困ったときの?! 書寫山円教寺の仏様たちから(笑)
ほんと頑張って撮ってよかった・・


多分この方




そしてここで有名なのが『空也上人像』





運慶の四男康勝の作。胸に金鼓を、右手に撞木を、左手に鹿の杖をつき、膝を露に草鞋をはき、念仏を唱える口から六体の阿弥陀が現れたという伝承のままに洗練された写実彫刻である。

六波羅蜜寺サイトより


この写真の像はレプリカです。
芸大の学生さんが卒業作品として制作されたものだそうです。
いや〜素晴らしい出来です!!







ここは落ち着いてゆっくり拝観でき
納経所の方ともお話しでき、というか

「清水寺行ってきたのですが、地獄でした!!」と愚痴らせて頂いた。
ご親切にも同情いただき、いろいろ教えていただいた次第(笑)

ワタシの愚痴を聞きながら
サラサラ〜と


第十七番札所
六波羅蜜寺



まだまだ先は遠い道。
一ヶ所一ヶ所大事に丁寧に参詣したいと思う。



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